「フェルト教室」を開催しました

10月26日(月)、高崎センター会議室において、前橋地区サポーターくらぶ主催のフェルト教室を開催しました。フェルト作りは大変人気があり、参加のために抽選が行われました。

講師は、高崎地区サポーターくらぶのメンバーでもある大小原里美さん。参加した10名の組合員さんは、2時間の講習で原材料となる羊毛からフェルトのバッグを作りました。

まず初めは、バッグの飾りとなる小さく丸いフェルト作りに挑戦。薄く広げた羊毛を巻きながら丸く硬くまるめ、石けんとお湯をかけ、手のひらの中で転がします。摩擦できれいなフェルトが出来上がりました。

フェルト作りには、お湯と石けんが必須。石けんはパルシステムの洗濯用粉石けん「やっぱり石けん!」を使い、お湯はキャップにたくさんの穴をあけたペットボトルに入れて、振りかけながら使いました。お湯でびちゃびちゃになるので、パル商品が入ってくるポリ袋もここで活躍!

メインのバッグ本体は、講師の大小原さんがエアキャップのクッション材で作ってくれた型紙をポリ袋の中に置き、型紙に合わせ薄くはいだ羊毛を何重にも縦、そして横と重ねていきます。石けんとお湯をふりかけ、袋の上から両手で中心に向けてこすっていきます。これを何度も何度も繰り返します。

仕上げのサイズ調節は両手で揉んで縮めたり、バックの口ははさみでカットして揃えた後、こすって仕上げ。水道水で石けんを洗い流し、型を整え終了となりました。自宅に持ち帰り、乾いたら取っ手と飾りを縫い付け完成です。

「とても簡単で、楽しくかわいいものが仕上がり良かったです」、「初めての体験で、とても楽しく製作することができました」などの感想が寄せられ、みなさん、フェルトの魅力を堪能した講習会となりました。

好きな色の羊毛から、飾りのボールを作りました。

羊毛の束から薄く羊毛を取るコツを教わりました。

感触を楽しみながら、型紙に羊毛を敷き詰めました。

フェルト作りの醍醐味。ひたすら摩擦して、羊毛をからませていきます。

大小原さんのフェルト作品。今回作ったのは中央のバッグ。