「郷土食をつくろう こんにゃく作り」を開催しました

2012年12月19日(水)、高崎市中川公民館で、商品テーマグループ主催の「郷土食をつくろう こんにゃく作り」が開催されました。

群馬の郷土料理を身近に感じられるようにと企画したこんにゃく作りは今回で2回目。 材料も地産地消にこだわり、パルシステムでおなじみのグリーンリーフ(昭和村)の有機こんにゃく芋を使用しました。講師は、前回同様商品テーマグループメンバー中島さんが担当しました。

当日は、寒空の中・・・体調不良で何名かお休みとなり7名の参加となりました。少人数で不安でしたが、経験者が2名いたこともあり順調にこんにゃく作りが進められました。

レシピをもとに説明をしてから調理に入りました。実際に作りだすと疑問や不安がわいてきましたが、講師のアドバイスを参考に和気あいあいとこんにゃくの煮え具合や、水分調整をすることができました。テーブルごとに、こんにゃくのこと以外にもおしゃべりが弾み、和やかな時間を過ごすことができました。

こんにゃくが仕上がってからは、講師が事前に用意したこんにゃくを試食。
刺身こんにゃく(ショウガ醤油、ワサビ醤油)、雷こんにゃく(醤油炒め煮)、焼き肉風こんにゃくをいただきました。
焼き肉風こんにゃくは、食欲をそそる香りと、こんにゃく独特の触感が焼き肉を想像させ、ダイエット時などにはお勧めです。あまりこの食べ方はやったことある方がいないようで、意外さと、手軽さと、低カロリーなところが好評でした。

こんにゃく芋は、10月終わりころから12月くらいまで、パルや食の駅などでも手に入りますので、こんにゃく作りをぜひ一度試していただきたいです。


■こんにゃくの簡単レシピ
・雷こんにゃく
 少し硬めのこんにゃくをから炒りし、醤油、みりん、酒で炒め煮にし、仕上げに一味唐辛子を振ります。
・焼き肉風こんにゃく
 こんにゃくを薄切りにし、から炒りし、焼き肉のたれでからめたものです。

どちらも味付け前にこんにゃくをから炒りすると、味がしみ込みやすくなります。


■参加者のアンケートより
・思っていたより簡単にこんにゃくができてびっくりしました。
・こんにゃくいもを手に取るのも初めてでした。難しいと思っていたこんにゃく作りですが、比較的短時間で使う器具も材料も少なく、楽しいお料理でした。

生のこんにゃくいもは素手で触れると手が荒れてかゆみが出てしまうことがあるので、火を通すまではゴム手袋を使用します

こんにゃく作りが初めてという方が多数。講師がテーブルを回って水加減などについて詳しく説明しました

キャンセル続出で少人数になってしまったため作業は大忙しでしたが、「自分でやったので作り方がよくわかった!」という声も

生のこんにゃくと水をミキサーにかけると、なんとピンク色に!それを火にかけてあく抜きをすると灰色になるから不思議

こんにゃくの素(炭酸ナトリウム)を加えてかき混ぜます。すばやく良く混ぜるのがポイントだけど…重労働!

こんにゃく尽くしの試食タイム。手作りのこんにゃくは風味も食感も格別。味付けによっていろいろに楽しめるこんにゃくの魅力を再発見