産直講座『おいしいコア・フード米で塩おむすび』を開催しました

3月25日(火)パルシステム群馬高崎センター会議室にて、商品テーマグループ主催の産直講座『おいしいコア・フード米で塩おむすび』を開催しました。参加者は16人、講師はJAみどりのパルシステム米栽培研究会から砂金淳一さん、須田慶徳さん、そしてJAみどりの職員の佐藤純平さんです。

まず初めに、佐藤さんからパルシステムのトップブランド『コア・フード』米やエコチャレンジ米それぞれの栽培方法や取り組みについて伺いました。減農薬を行うために生産者がどのような工夫をしているのか、具体的にスライドを見ながら産地の一年の様子を聞きました。稲が病気にならないように「お米作りには匠の技術が必要」というお話はとても興味深かったです。

更に生産者の方々からは年々お米の消費が減る中で、どのようにしたら美味しいお米ができるのか、食べてもらえるのか試行錯誤しながら日々お米作りに取り組む様子を伺い、その努力とご苦労を知ることができました。特に須田さんの「コア・フード米を作っている自負があるから除草は苦にならない」というお話には深く感動しました。コア・フード米のありがたさが心に染みました。

またJAみどりの管内にあるラムサール条約指定湿地”蕪栗沼”についても紹介して頂きました。蕪栗沼には毎年10万羽もの雁が飛来します。昼間は田んぼでお米を食べて羽を休め、夕方になると沼へ帰ってゆくそうです。まさに生き物と共生している地域ですね。お話を伺い、訪れてみたくなりました。

後半の試食交流では、『コア・フード米宮城ひとめぼれ』で炊いたご飯で握った塩おむすびを試食。さすが、おかずがなくても充分おいしい!今回あえて塩おむすびにしたことで一層、香りや食感を味わうことができました。
その後、具だくさんのお味噌汁、手作りのお漬物など、生産者を交えながら美味しく頂くことができました。

参加者からは「生産者の人柄にふれて、温かい気持ちになった」や「早速コア・フード米を注文したい」「継続購入することの大切さを知った」などたくさんの感想を伺え、楽しい交流のひとときとなりました。

商品テーマグループでは産直講座をはじめ、商品にまつわる学習会や産地見学、調理実習などをたくさん企画していますので是非ご参加ください。

生産者からお米の栽培方法や取り組み、産地の様子について伺いました。

生産者の砂金さんを囲んで和気あいあいの昼食交流。おむすびを片手に会話も弾みました。

コア・フード米宮城ひとめぼれの塩おむすびとお味噌汁で昼食です。


コア・フード米生産者の須田さん(中央)の熱意あふれるお話に、参加者からたくさんの共感の声や質問が挙がりました。