「2008年度生産者・消費者交流会」を開催しました

パルシステムの取引産地生産者と、生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会は、3月5日(木)に東京都江東区のホテルイースト21ホールにおいて、第20回通常総会とフォーラムを開催しました。翌日にかけては、その参加生産者が各都県の交流会場へ移動し、「生産者・消費者交流会」を開催。パルシステム群馬では、3月6日(金)10:00〜13:00前橋市民文化会館第5会議室にて、生産者・組合員・役職員総勢92人が集まりました。

開催テーマは「みんなで食づくり〜おいしい食べ方大発見!」

開会にあたり、パルシステム群馬の理事長より、「厳しい経済環境下ですが、生産者と消費者がともに手を取り合いパルシステムの産直運動を盛り上げていきましょう」と、挨拶がありました。

11のテーブルに分かれた交流会では、テーマの「みんなで食づくり〜おいしい食べ方大発見!」を題材に、「産地での郷土食」や「組合員の家庭の味」などを話題の中心に交流を深めました。直接対面して話せる貴重な機会に、生産者・消費者相互に熱心な意見交換が行われていました。

昼食交流〜大抽選会!

テーブル交流の後半では、消費者側の参加者がテーブルを移動し、昼食交流を実施。群馬県のくらぶち草の会の内堀さんから、「手作りおやき」の差し入れもあり、各テーブルおいしい話で盛り上がりました。次に毎年お楽しみの大抽選会が行われ、「産地お楽しみセット」や「お米」、「こんせん君グッズ」などがプレゼントされました。

最後に、各テーブルの代表の方が、交流の内容を報告。生産者代表の花咲農園の戸沢代表から、「生産者も消費者が求める安全な農産物をこれからも作っていきます。消費者も食の安全に関して盲目ではいけません。このような交流会や学習会に積極的に参加して、自らが安全なものを選択できる見る目を養うことが大切です」と、会を締めくくる挨拶がされました。

<参加した組合員さんの声>
・子どもが貧血で小松菜・ほうれん草をよく使うのですが、メニューはいつも同じで困っていました。今日いろいろなメニューを教えていただき助かりました。
・とてもよい時間であったと思います。畑が近くなった感じがしました。
・デコポンの皮がゴツゴツしているものは農薬を使用せず、デコポン自身が自分を守るために皮をあつくした結果と聞いて感激しました。

<参加した生産者の方の声>
・生産者・消費者で、お互いの食べ方の話し合いができてよかったです。
・やっぱり食べることの大切さ、人のくらしの根本なのですね!私たちも農作業ガンバルゾ!!
・自分が生産している農産物以外の生産者とも話せて、それぞれの苦労・工夫がある事が分かり、組合員さんと同じく楽しい時間を過ごす事ができました。

会場の様子。多くのみなさまにご参加いただきました。


花咲農園の戸澤さん


生産者によるお楽しみ抽選会の様子