子育て支援学習会「子どもの救急ってどんなとき」を開催しました

3月18日(水)、群馬県生涯学習センターの視聴覚室において、くらしテーマグループが主催する、子育て支援学習会「子どもの救急ってどんなとき?」を開催しました。講演の講師を群馬県医務課の菅野さん、実技の講師を日本赤十字社救急法指導員の中嶋さんと佐々木さんの3名が務めました。関係各所からの協力で開催した今回は、組合員と役職員など、総勢34名の参加しました。

前半は、菅野さんより県が発行している「子どもの救急ってどんなとき?」の冊子をもとに講演が行われました。熱・せき・喘息発作、下痢、嘔吐、腹痛、ひきつけ、頭をうった、やけど、誤飲誤食の10の症状別対処法をポイントを押さえた、基本的な学習を行い、日頃の子どもの怪我などに対しての心構え、病院との上手なつきあいかた、いざというときの連絡先など、子どもを守るための大切な情報を参加者全員で共有しました。

後半は、中嶋さん、佐々木さんの指導による救急実技を参加者全員で体験。救急実技は「頭を打って出血したときのハンカチとストッキングを使った止血方法」、「誤飲誤食などによる気道異物の除去のための人形を使った腹部突き上げ法と背部叩打法」の2つのケースを学びました。救急指導員の佐々木さんは、「お子さんが救急の場面では、慌てないでしっかり観察(脈、体温、顔色、泣き声など)し、その対処法を冷静に見極めて正確な対処法を実践することが大切です」と、説明しました。

パルシステム群馬では、今後も子育て支援に関しての活動に取り組んでまいります。


<参加者の感想>

・お話と実技があってとても勉強になりました。

・同じくらいの子を育てているお母さんとも少し話しができてよかったです。

・講義・実技を通して、今後いざというときに少しでも慌てず対処することができると思います。

・とにかくあわてて病院に行かなくてもよいこと、救急相談があることがわかってよかったです。

当日の会場の様子

ハンカチとストッキングを使った止血方法の実技の様子