「保障の見直し学習会」を開催しました

5/19(火)高崎センター会議室において、くらしテーマグループが主催する「保障の見直し学習会」を開催。講師はパルシステム連合会共済推進課スタッフのファイナンシャルプランナー・森戸博子が務め、くらしテーマグループ運営メンバー5名、担当役員4名、事務局4名の総勢13名が参加しました。


【学習内容】
1.保障の見直しとは?
ライフプランの作成を通して、考えられるリスクと必要な保障内容を明確にし、プランの達成のための資金とその運用を考えることです。

また、「リスクとどうつきあっていくか」、家庭での話し合いを通じて、リスクと保障の内容と収入の最適化を図っていくことです。


2.保障の考え方
想定される「くらしのリスク」への経済的な備えと考えます。身の回りの保障制度と貯蓄について考えていきます。

第1段階(ベースとなるもの)−社会保障(生活保護、児童手当、公的年金、健康保険、介護保険、労働保険など)
第2段階(中間に位置するもの)−組織保障(職場の共済制度、CO・OP共済、自治会扶助など)
第3段階(個人で上積みするもの)−私的保障(預貯金、生命保険、損害保険など) 貯蓄で私的保障を賄うことや保険や共済での保障と貯蓄のバランスを考えることが保障の見直しです。


3.どんな目的で加入しましたか?
2006年データで生命保険(JA関連共済含む)に加入している方の割合は87.5%、年間掛金52.6万円(月4万以上)です。

おつきあいや家計で捻出できる掛金額だけを考えて加入するケースも多いですが、目的(遺族の所得保障、医療保障、教育資金、老後生活資金など)を明確にして、いざと言うときに備えて保障内容を把握し、必要な申請ができるように、普段から「いつから、何を、どれくらい」の保障内容の点検と備えが必要です。

ほか、生命保険の基本的な仕組み、必要保障額(死亡)の算出方法、年金制度の基本などについても学習。

本学習会を通して、ライフプランと保障についての基本的な考え方を学び、くらしテーマグループとしての今後の活動のすすめかたについて考えることができました。

参加者からは「50代からの医療保障の見直しはどのように考えればいいのか」、「癌に備えた医療保障はどのように考えたらよいか」などの質問が出るほど、“自分自身の問題”として捉えやすく、わかりやすい内容の学習会でした。

パルシステム群馬では、今後、各地域での「くらし見直し学習会」実施に向けて準備をすすめます。

当日の会場の様子。将来のライフプランについて学びました。

ファイナンシャルプランナーの森戸先生