「パルシステム群馬 工場の公開確認会」を開催しました

7月8日(水)、前橋市第4コミュニティセンター第5会議室にて、商品テーマグループが主催する「パルシステム群馬 工場の公開確認会」を開催。20名の組合員さんが参加しました。

会の始めに、パルシステム連合会商品管理本部の担当者による、工場の公開確認会の位置付けや役割、「パルシステム品質保証認定制度基準(TASIQAシステム)*1」についての説明がありました。

続いて、「私が選ぶ」シリーズの「ハムやウインナー」の製造元であるパル・ミート(株)の山形事業所、「こんせんプレーンヨーグルト」や「こんせん低脂肪ヨーグルト」の製造元であるタカナシ乳業(株)の群馬工場の担当者から、会社概要や理念、商品へのこだわりと特徴、TASIQAシステムやHACCP*2の取り組みなどについての解説がありました。

製造工程なども映像で確認。またそれぞれ監査人が「監査で指摘を受けた事項を具体的にどのように改善したか」、「現在はどのように取り組んでいるか」について報告しました。

最後に各工場で製造した商品を試食しながら、担当者と交流することで、消費者と製造者の相互理解と信頼を深めました。パルシステムのPB商品の内容を知るとともに、工場の公開確認会の意義や、安心安全な商品を手に入れるための取り組みに関して、楽しく学習できました。

*1 パルシステム品質保証認定制度基準(TASIQAシステム)
TASIQA(タシカ)システムは、パルシステム独自の品質保証認定制度。パルシステムでは、食品製造委託工場の品質管理向上と評価を進めるため、工場の公開確認活動を行っています。パルシステムの内部委員会である商品活動委員会のもとに設置された「工場の公開確認部会」が中心になって、「工場の公開確認会」を開催し、工場の製造管理の記録や衛生管理の取り組みについて点検確認しています。
TASIQAシステムネーミングの由来 ⇒ 「T」rial⇒試み 「A」uthorization⇒認証 「S」afety⇒安全 「I」mprovement⇒改善 「Q」uality⇒品質 「A」ssurance⇒保障 「S」ystem⇒制度の略。

*2 HACCP
HACCPハサップは、食品の製造管理や品質管理の場で、おもに微生物のコントロールに関して高度な衛生監視をとりいれた管理方式。米国で開発され発達しました。ハサップとはHazard Analysis-Critical Controll Point Inspection Systemの略。危害分析Hazard Analysisと重要管理点Critical Controll Pointの2つの考え方でなりたつ高度な食品の衛生管理方式。


パル・ミート(株)・映像を見ながら工場について説明

(株)パル・ミート、監査人、タカナシ乳業(株)、みなさんの報告が終わり、ハム・ウインナー・ヨーグルトの試食・交流の様子