「野菜くらぶ産地見学会」を開催いたしました

9月17日(木)、パルシステム商品カタログの産直青果でおなじみの株式会社野菜くらぶの産地見学会に、組合員さんたち32名が参加しました。

野菜くらぶは、有機農業を志す56名の生産者で組織され、安心・安全で栄養豊かな野菜を年間40品目生産する活気溢れる団体です。

最初の見学場所となった集荷場には、毎日たくさんの野菜が積み下ろされています。冷気たっぷりの広いスペースには、レタスやキャベツが入ったコンテナが高々と積まれていました。

次に、トマトの選果場を見学しました。お皿のついた選別機がトマトを乗せて動くと、自動で重さを量り1つ1つ仕分されます。選別されるそのスピードに驚く組合員さんがたくさんいました。

スーパーでよく見かける品種「桃太郎」は、薄ピンク色で収穫し、流通の段階で赤くし軟化しやすいのに対して、野菜くらぶで生産している「麗夏(れいか)」は、畑で真っ赤にしてから出荷しますが、果肉が厚くしっかりしていて軟化せず、甘くおいしいのが特徴だそうです。

その後「麗夏」が実るトマトハウスを見学。何棟も連なるハウスの中には、人の背丈を越えるトマトの苗がきれいに仕立てられていました。収穫後でしたが、残っているトマトもあり、赤いトマトを見つけて、その場で食べる人も。

次は、高原の畑へ移動しレタスの収穫体験をしました。外の葉を何枚かめくり、レタスを斜めに傾け、茎を包丁でカット。みずみずしい葉っぱをその場でムシャムシャ・・・。何もつけなくても深い甘さを感じることができ感激もひとしおでした。

そして、午後には地元の集会所をお借りし、8名の生産者を囲んで昼食・交流会を開催しました。途中、4種類の野菜の重さ当てクイズも行われ、近似値の正解者には生産者より野菜がプレゼントされました。

テーブルには、採れたての新鮮野菜の他、パルシステムでおなじみの「清七味噌」や「糖しぼり大根」などの組合員要望・開発商品があり、そちらもおいしくいただきました。

「トマトもレタスも新鮮なものを獲れて大満足です」や「生産者の方々の熱意や、色々なお話が聞けて嬉しかったです」、「生産者の方に会え、一生懸命野菜作りをしていることがわかりよかったです」などの感想が、参加者より寄せられました。

トマトの品種は「麗夏(れいか)」、ぜひ、食べ比べてみては。

トマトハウスには、完熟を待つ青い実がいっぱいでした。

みずみずしい高原レタスの畑

大きなレタスが収穫できました

昼食・交流会では、組合員と生産者が楽しみながら交流を深めることができました。