産直講座「ローストチキン」を開催しました

11月19日(木)に前橋市第4コミュニティセンターで、2009年度第1回目の産直講座を開催しました。今回、商品テーマグループが企画したテーマは、クリスマスに向けての「ローストチキン」。定員を超える申し込みの中、15名の組合員が参加しました。

まず初めに「鹿児島若鶏ローストチキン用丸鶏」を使って「西洋風ローストチキン」と「ワインマスタード風味ローストチキン」の作り方を教わりました。一般より小さめの雛鶏を使用するので、家庭でも調理しやすくなっています。
※「ローストチキン用丸鶏」〈先行予約のみ〉をお届けする際、レシピがついています。

次に、若鶏を解体しながら、部位を学習。「モモ」「ムネ」「ササミ」・・・その他にも「セセリ」や「ヤゲン軟骨」など、珍しい部位も教えてもらい、参加した組合員も解体に挑戦しました。ちょっとしたコツをつかめば、自家製ローストチキンも上手く解体できそうです。

調理を進める間に「鹿児島若鶏」の学習会を実施。安定して供給するための工夫や、管理の行き届いた飼育方法が動画で説明され、飼料に抗生物質は使用しない、とうもろこしについてはNon-GMO(非遺伝子組み換え)、PHF(収穫後農薬不使用)など、安心へのこだわりが充分に理解できる学習会となりました。

最後に、焼き上がったローストチキンを囲んでの試食交流会を行いました。「ガラ」からとったスープも食卓にあがり、参加者からは、「鶏のことがよくわかりました」「鶏の解体は勉強になったし、面白かったです」「チキンの安全性や美味しさもわかったので、日頃から注文してみようと思いました」などの感想が寄せられました。

今回は、生産者の「鹿児島くみあいチキンフーズ(株)」、飼育や飼料を管理する「全農チキンフーズ(株)」、そしてパルシステムの肉全般を扱う「(株)パル・ミート」より、4名の方を招いた今回の学習会。 たくさんの方のお力で、私たち組合員は安心・安全な食べ物をいただくことができることを改めて感謝しながら、質問や意見交換など、有意義な交流の時間を過ごすことができました。

チキンの解体を学びました

参加者は交流しながらおいしい料理をいただきました

ローストチキンの作り方にみな注目

味付けの違うローストチキンを部位ごとに試食しました