産直講座「オーリア21」を開催しました

「産直講座」秋田の米づくり〜だまこ鍋を囲みながら〜を実施しました。

【大潟村とオーリア21】
かつては日本第2位の湖であった大潟村。20年におよぶ歳月と総事業費852億円もの巨費を投じ、八郎潟から新生の大地に生まれ変わりました。

大潟村は山手線がすっぽり入るくらいの大きさで、北緯40度、東経140度に位置します。10度単位で「交会点」(北緯40度、東経140度のラインが交わる点)があるのは、日本では大潟村ただ1箇所です。

オーリア21はその大潟村で、お米を中心に環境負荷の少ない栽培技術に磨きをかけ栽培しています。有機栽培の確立を目指し、雑草を抑制する作用のある「ヘアリーベッチ」(※1)を作付けしたり、合鴨農法を実施。また、地力の維持向上のため、「田畑輪環農法」(※2)を利用して土壌がもつ力を最大限に活かす努力をしています。

※1「ヘアリーベッチ」雑草を抑制する作用のある作物。これを作付けすることで、肥料削減や除草剤削減効果が期待できる。
※2「田畑輪環農法」同じ圃場で、稲作と畑作を交互に行なう農法。雑草を抑え、化学肥料も不要なため、環境に負荷をかけにくい。


【こんなお米を作ってます】
☆「コア・フード大潟村あきたこまち(無洗米)」
JAS有機栽培米、JAS転換期間中有機栽培米
☆「エコ・秋田あきたこまち(無洗米)」


【交流情報】
・ファームステイ:小学生を対象に、農家民泊など
・職員研修:農作業体験、田んぼの生き物調査など
・収穫祭ツアー:収穫感謝祭など
・お米の交流会:料理コンテスト、お米のとぎ方・炊き方講習会など


【群馬での産直講座】
オーリア21のお米づくり(種から育苗、そしてお米ができるまで)のDVDを視聴しました。DVD学習では、生産者としていつの時期が大変か、安心する時期はいつか、嬉しい時はいつか、など様々な取り組みをご紹介いただきました。

その後は調理実習室に場所を移動し、きりたんぽ鍋・だまこ鍋調理実習。熱いご飯をすり鉢で粘りがでるまでつぶし、団子状にまるめて、だまこを作りました。鍋には鶏ガラスープの中にネギ・鶏肉・ごぼう・セリ(根っこごと)をグツグツと。その後、だまこを鍋の中へ。だまこは3個も食べるとお腹いっぱい!(翌日に食べても美味しく食べられるようです)試食交流では秋田弁講座も披露していただき、あっという間の3時間でした。

組合員さんからは、
「セリを初めて食べたのですが根っこも食べるのに驚きました」
「産地の方と交流する時間が長かったので良かったです。とても楽しい会でした」
「大潟村の事を色々知ることができて良かったです。皆さんの温かいお人柄が伝わってきました」
などの声をいただきました。

プレゼンの様子

手づくりきりたんぽ

だまこ作りの様子

だまこ鍋!!