「少年少女ヒロシマの旅〜原爆ドームを訪ねて〜」を開催しました

2010年3月27(土)〜3月29日(月)の3日間で、2009年度「少年少女ヒロシマの旅〜原爆ドームを訪ねて〜」が開催されました。
6名の子どもと3名の引率者、計9名が参加。平和を思う多くの組合員さんよりたくさんのカンパを受け、今年も6名の子ども達が多くのことを見聞きし、学んでまいりました。

●1日目
広島駅到着⇒路面電車へ。
初めて乗る路面電車に感動!!(老人に席をゆずる子どもも!!)

そして初めて見る原爆ドームに圧倒!

証言者の話に真剣に耳を傾ける子どもたち。色々な出来事「当時の教育」「原爆の落ちた瞬間」「落ちた後の状況」「数年後の状況」を家族・友人・知人に起こった事実をもとに当時が連想できるよう話を聞きました。


●2日目
フィールドワーク(碑めぐり)
沢山の碑の裏側にあるけっして教科書では学べない物語をたくさん学びました。子ども達はたくさんの物語に興味を示し、とても真剣な態度で真剣に見聞きし、学習をしました。


●3日目
広島とお別れの日。子ども達の自主的な提案で8:15に鳴る鐘の音を聞きに行きました。


■子ども達の感想(一部抜粋)
「広島には来てみないとわからない事がたくさんありました。原爆ドームを見たとき、テレビで見るよりとても迫力がありました。また、原爆ドームの保存工事にかかったお金についても高くてビックリしました」

「どこの国の人も広島のような地獄を味わってはいけない。原爆や水爆のない世界を作らなければいけない。できるだけ早く平和で戦争のない世界になればいいと思いました」

「資料館見学や話を聞いて改めて戦争の恐ろしさを知りました。そして平和というのはとても大切だという事も知りました。学んだ事を学校の皆に伝えたいです」

「広島に来る前は漫画で広島について見ていたので少し理解していた。来てから投下時刻や威力の話を聞き、更に恐ろしさと迫力を感じた」

「サダコさんが折った鶴を見て死の恐怖と戦ったサダコさんの思いが良く分った。広島に来て戦争・核兵器がある意味はないと思いました。戦争は早くなくして平和な世界になってほしいです」

「原子爆弾1つで数万人という人々を殺し、一瞬にして焼け野原にした“原子爆弾”が“戦争”が恐いか原爆ドーム・資料館を見てわかり“平和”を願う気持ちが出てくる。もうこんな恐ろしく残酷な特もない戦争を世界中がやめてほしいと思った」

【旅の収支報告】
収入 566,688円  ※うち組合員カンパによる金額160,500円
支出 482,213円
繰越  84,475円

カンパにご協力いただき誠にありがとうございました。

パルシステム群馬では、今後も平和を語り継ぐ活動をすすめてまいります。