「公開確認会 初級監査人講習会」を開催しました

6月7日(月)前橋市第4コミュニティセンターで、「公開確認会 初級監査人学習会」を開催しました。パルシステム群馬より組合員などが19名、群馬南部モグラ会より2名、(株)マルタより2名、ほか総勢29名が参加しました。

パルシステム連合会では、消費者である組合員の方が農畜産物の安全性を現場で確認する「公開確認会」を、1999年から実施しています。

今回の会では、まずジーピーエスの野村和夫常務取締役が、「これまでの公開確認会の様子」などを解説。公開確認会が、消費者と生産者がつながるパルシステム独自の取り組みであることを確認しました。

リーファースのオーガニック検査員の浅野英公子さんは、「消費者による監査」として、監査人の役割や、確認すべきポイントなどを解説。参加者は、「自分たちが組合員の代表である」という認識を高めました。

昼食後、(株)マルタが、産直の取り組みの概要や実践についての報告の後、3つのグループに分かれてグループワークを実施。

それぞれ、群馬南部モグラ会の「コア・フード小松菜」について、課題A「トレーサビリティー」、課題B「栽培確認」に取り組み、農薬や肥料の使用状況、栽培方法など、生産者といっしょに帳票や資料を確認をしたり、聞き取りなどを行い、グループごとに監査結果を発表しました。

また、参加された組合員さんからは「色々と話し合いができ、そういえば・・・ということが訊けてよかった」、「生産者と近くでの交流がよかった」などの感想をいただきました。

パルシステム群馬では、10月に「中級監査人講習会」、11月に県内産地の「野菜くらぶ」にて公開確認会を開催する予定です。 多くの組合員の方に直接産地へ足を運んで、ご自身の目で産地を確かめてきていただきたいと思います。

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オーガニック検査員の浅野さんによる講演

3つのグループに分かれグループワークを行いました