パルぴよ託児スタッフ向けの内部研修を、7月2日に前橋市第四コミュニティセンターで開催しました。当日は14名のスタッフが参加。講師は、パルシステム連合会商品本部の田中哲紀子さんが務め、アレルギーについて学習しました。
田中さんは、アレルギー情報商品カタログ「ぷれーんぺいじ」を担当しており、パルシステムグループ内のアレルギーに関する学習会を各地で行っています。
まずはアレルギーのしくみについて、スライドを使った分かりやすい説明がありました。50年前の日本に比べ、現在は食生活の変化により、アレルギーは増え、多様化しているそうです。そこで、「ぷれーんぺいじ」では、アレルギーをこれ以上悪くしない体作りを提案しているということでした。
また、託児の際の注意点も学習。パルぴよの託児では、それぞれ預ける方に、軽食と飲み物を用意してもらいます。それはとても良いことで、中には主催者側がおやつを用意するところもありますが、アレルギーに関連したトラブルが起こる可能性もあるようです。
アレルギーが重篤な子は、アレルゲンに間接的に触れるだけで反応が出る場合もあるので、アレルゲンからはできるだけ離す、環境に気を配るなどの点にも、注意が必要だということでした。
お預かりするお子さんが、何のアレルギーを持っているのかをひと目でわかるようにするため、「食物サインアレルギーサインプレート集」というものもあり、それを利用することは、預かる側だけでなく、お母さんの安心にもつながるそうです。
質疑応答では、託児の最中にアレルギーの反応が出たときの対応や、牛乳パックを工作に使っても大丈夫か?など、活発に質問がされました。
今後のパルぴよの託児では、今回の研修の内容を生かし、アレルギーのあるお子さんも安心して過ごせるような対応についても、検討していきたいと思います。
自己紹介でアレルギーの有無やお気に入りの商品などを話しました。
スライドを見ながら、アレルギーについて学習しました。
小麦や牛乳などアレルゲンとなる原料を使わない「ぷれーんぺいじ」の商品を試食させてもらいました。
託児に活かせるお話が聞け、有意義な時間となりました。