「田んぼの生き物調査」を開催しました

7月10日(土)、群馬県藤岡市にある浦部農園さんの有機田んぼのほ場にて「田んぼの生き物調査」を開催。昨年に続き応募多数のため参加者は抽選になりましたが、組合員さんと、その家族、総勢32名が参加しました。また、インストラクターとして環境サービス事務所の宮城直さんにご参加いただきました。

生き物調査にあたりインストラクターの宮城さんより、成長途中の田んぼに入ることに対して、注意事項など説明がありました。その後、田んぼに入り、生き物調査を参加者全員で開始。お米の品種はコシヒカリでしたが、近くの一般の田んぼと比べると植える間隔が広くとってあったりと、育て方や苗の色の違いなども発見できました。

普段の生活の中では、田んぼに入る機会はなかなかないため、怖がって泣き出しそうになってしまう子どももいましたが、ほとんどの子どもが楽しそうに田んぼに入っていました。植物調査は、生き物調査後に少し離れた田んぼの周りで行いました。

2時間ほど田んぼの調査を行い、お昼休憩のため近くの公民館に移動。それぞれが持参したお弁当を食べ、午後からは宮城さんより調査のまとめと生態系の役割についての講義を受けました。

田んぼでは19種類の生き物が見つかり、植物は30種近くが見つかりました。「一度に全部見つけるのは難しいため、生き物などは今回の2〜3倍近くはいるでしょう。また季節や環境によっても変化するので毎年数は変わります」。(宮城さん)

参加した子どもたちからは、「カブトエビがたくさん見つかり楽しかった」、「初めて田んぼに入って色々な生き物を見つけられて楽しかった」などの声が寄せられました。

パルシステム群馬では、今後も浦部農園さんと協力した企画や他にもたくさんの活動を予定しております。ぜひご参加ください。お待ちしております。

浦部さん(浦部農園)より挨拶をいただきました

全員で田んぼへ!!

宮城先生!教えてください!!

講義の様子