「石けん学習会」を開催しました

11月30日(木)に前橋の第四コミュミティセンターにて石けん学習会を開催しました。

石けん学習会ではおなじみのPLAの榛澤まき子さんが講師を務め、石けんと合成洗剤の違いや皮膚から吸収して害を及ぼす「経皮毒」について内容濃く解説しました。

その後、組合員の大平真紀子さんからは、体験談をうかがいました。自身のお子さんがアトピーで大変な思いをして、合成洗剤から本当の石けん生活にいきつくまでの体験談は、深く心に残りました。

榛澤さんは、「石けんと合成洗剤の成分の違い」、「経皮毒の怖さ」、「殺菌生活から除菌生活へのおすすめ」、「虫よけスプレーの話」などについても説明もあり、さらに、合成洗剤は体内に入ると排出されにくいことや、環境ホルモンが及ぼす影響、毎日使い続けるため少しずつ蓄積されていく、免疫力低下への影響(皮膚障害、婦人病)などの話もありました。

そんな話を聴き、「とても怖い」と思いましたが、榛澤さんはきちんと改善方法も解説しました。

「まずは、ハンドソープやボディソープをパルのせっけん成分で作られているものに変えてみること。これは、ほとんどの方が抵抗なく行動に移せます。食器洗いも、石けんに替えてみようかと思う方は、マヨネーズや酢などの酸性のものは、石けんがアルカリ性なので汚れをふき取ってから洗うことが大切です。また、体の各部分によって、経皮毒の吸収率は違います。一番高いのは性器です。入浴時に使う洗浄剤も石けんがおすすめです。それと女性の方には、布ナプキンを推奨します。生理の血液はお湯で落ちますので」。

なお、参加された方からの以下のような感想をいただきました。

・とてもわかりやすかった。
・たくさんの人に聞いてもらいたい。石けんの安全性をもっと広げてほしい。
・多くの母親に知ってもらいたい内容だった。
・虫よけスプレーと入浴剤の話は驚いた。
・毎日使うものなのにあまりに自分が無知で身につまされる思いだった。少しずつ変えていきたい。続編を期待!
・自己学習が再認識できた。
・とても勉強になった。ひとつでも変えられるものは変えていきたい。
・目からうろこの内容。今まで恐ろしい合成洗剤を体中に塗り付けていたなんて…
家じゅうの洗剤を石けんに変えないと湿疹は治らないのですね…

パルシステム群馬は、今後も石けん学習会は継続して行う予定です。ご期待ください。

PLA講師の榛澤さんが講師を務めました

組合員の大平さんより体験談を発表