産直講座「アップルファームさみずの元気なりんごの育て方」を開催

12月9日伊勢崎市民プラザにて、産直講座「知りたい!聞きたい!アップルファームさみずの元気なりんごの育て方」を開催しました。

講師は農業法人アップルファームさみずの山下さんが務め、17名の組合員さんが参加し、「りんご作りの一年」について学習しました。

アップルファームさみずさんは、早くから安全や環境に配慮した栽培を手がけてきた生産者グループです。農薬を使う場合も、できる限り自然なものを活用することで、農薬の総量を減らし、使用を最小限にする努力をしています。

さらに、土壌検査に基づいた施肥設計を年2回行い、環境に負荷の少ない土づくりをするなど、環境保全型農業に取り組んでいます。

今期は春先からの低温、梅雨時期の長雨、夏の猛暑と、まさに「異常気象」でした。冷涼な気候を好むりんごたちにとっては、人間以上に厳しい環境だったのではないでしょうか。

猛暑と水不足により、「黒点病」や「さび果」が発生し、全体的に小玉傾向になってしまったとのことでした。

8種類のりんごを試食したり、しぼりっぱなしのりんごジュースをいただきながら、山下さんの講義を受けました。(一般的なりんごジュースは、味を一定に保つため糖度や酸素の調整をしていますが、こちらは無添加なので、季節によってさっぱり味や、甘みとコクの詰まった味など変化が楽しめるそうです)

今回のような学習会を通じて、今後もお互いを支えあい、分かち合える、顔の見える関係を作っていきたいと思います。

学習会の様子。

8種類のりんごの食べ比べと、アップルパイのデザートも。