「野菜くらぶ公開確認会報告会」を実施しました

1月25日(火)渋川市民会館にて、野菜くらぶ公開確認会の報告会を開催し、総勢28名の方が参加しました。

「パル会」という会合をご存知ですか。年に4回、パルシステム群馬で組合員活動を行っている組合員が集う会で、毎回テーマを決めてワイワイ楽しくおしゃべりしながら情報交換をしています。

今回はその「パル会」にて、公開確認会の報告会を開催。その後、グループに分かれて昼食をいただきながら「産地交流について」というテーマで、参加者同士の交流を図りました。

公開確認会とは、組合員が自ら産地に行って、生産状況を確かめることができるパルシステム独自の取り組みです。パルシステムでは、これまで多くの公開確認会を開催してきましたが、遠方の産地の公開確認会には、なかなか参加できないというご意見がありました。

そこで今年度は以下の日程で、地元の生産地である野菜くらぶの公開確認会を開催しました。

6月7日 初級監査人講習会(前橋市第4コミュニティセンタ:群馬南部モグラ会)
公開確認会について、監査人の役割を学びました。

10月7日 中級監査人講習会(前橋市第4コミュニティセンター)
さらに実践的な知識や、帳票類の見方を学びました。

11月29日 野菜くらぶ公開確認会(昭和村公民館)
実際に産地の圃場を視察し、監査人は一般参加者に報告をしました。

そして、今回の報告会では、監査人を代表してパルシステム群馬の吉田理事が、以下の内容について報告しました。

・エコほうれん草の栽培自主基準やQPMSマニュアル
・後継者育成のための独立支援プログラムの取り組み
・6次産業化をめざすグリーンリーフ鰍フこんにゃく工場や漬物工場の視察

また、監査人の櫻井さんと江原さんからは、以下の点について、所感を述べました。


・監査人になった動機
・監査人をして面白かったところ
・「監査って難しい」と思ったところ
・野菜くらぶに対する認識が変わった点
・最後に、これだけは言いたい!

楽しい質疑応答もなされ、公開確認会に参加できなかった方、これから監査人の資格を取りたいと思っている方、公開確認会がどんなものか知りたい方など、多くの組合員に公開確認会や監査人の役目を理解していただくことができたと思います。

また、今年度11月にドゥコープとユーアイコープの主催で開催された「沃土会」の公開確認会に、一般参加した越川理事より、当日の様子を伺うこともできました。

その後、昼食を食べながら4テーブルに分かれて、「産地交流について〜どの様な交流がしたい?〜」をテーマに意見交換を実施。

みなさんからそれぞれ行ってみたい産地がたくさんあがり、「自分達で見たり、感じたり体験できる交流をしたい。そうする事によって自分達のものになり人に伝える事もできる」、「子ども連れで参加できる収穫体験のような企画を実施してもらいたい」、「トマトが好きではなかった子どもが、差し入れで食べた採れたてのトマトの味を忘れないでいる。そんな交流がしたい」、「工場見学が人気と聞いたので、ブームをパルシステムでも取り入れてみたらどうか」、「ウィンナーを手作りで作らせてくれるところがあると聞いたので行ってみたい」、「泊まりで行って、トウモロコシを朝獲りしたい」など、さまざまな意見も出て、交流の夢が広がりました。

最後に田中理事長より、「今の気持ちを温めながら、次年度以降の公開確認会をさらに良いものにしていきましょう!」という挨拶があり、閉会となりました。

産地交流についてのテーブルトークも盛り上がりました。

吉田理事が写真を交えて分かりやすく報告して下さいました。

グループごとに出た意見を代表者が発表して意見交流しました。