「今年のひな祭りは“桜もち”を作ろう」を開催しました

2月7日(月)、前橋市第四コミュニティセンターにおいて、前橋地区サポーターくらぶが主催する「今年のひな祭りは”桜もち”を作ろう」というイベントを開催しました。

前橋地区サポーターくらぶの2010年度のテーマは、「手作りで日本の四季を楽しもう!!」。今回の桜もち作りは、2月4回のカタログにひな祭り特集が掲載される前に、メンバーと組合員さんが一緒に作り方を覚え、家でも手作りしよう!という目的で企画しました。

講師はサポーターくらぶの黒岩昌美さんが担当し、参加者といっしょに作業しました。

桜もちは関東風(長命寺)と関西風(道明寺)があり、材料や配分が違ったり、作り方もそれぞれ。簡単に短時間でできるレシピを取り入れ、19人の参加者が4班に分かれ、2種類の桜もちを作りました。

関東風の桜もちは、小麦粉と白玉粉と水と花見糖を使って生地を作り、少しねかせた後フライパンで楕円状に薄く焼き、あんこを挟んで、塩抜きした桜葉で巻きました。

また、群馬に住む私たちにはあまり馴染みのない“道明寺粉”を使ったものが関西風。私たちが“桜もち”として食べていたものを、関西では“道明寺”と呼ぶことも今回の企画で知りました。道明寺は、道明寺粉と水と花見糖で生地を作ります。鍋で煮る方法はレシピで紹介し、今回は電子レンジを使った簡単な方法で作ってみました。

でき上がった2種類の桜もちは、パルシステムPB商品の『鹿児島知覧 有機栽培の緑茶』と一緒に、班ごとに交流をしながらいただきました。

参加した組合員さんからは「“桜もち”がこんなに簡単にできるとは思いませんでした。今年は手作りの“桜もち”でひな祭りをしたいと思います」、「作り方が電子レンジでできる等、色々学べて良かったです。楽しくおしゃべりしながら作れたので楽しかったです」、「とても楽しく調理できました。桜もち2種類で作りごたえがありました。」などの感想をいただきました。

また、お好みで桜もちを淡いピンクに染めるのに、添加物の入っていない天然のクチナシ色素の食紅を使ったのですが、「食紅も入れ具合がむずかしかったです」「食紅が思ったほど色がつかなくて、勉強になりました」との感想もありました。

前橋地区サポーターくらぶでは、来年度も身近なお菓子作りなどを企画していきたいと考えています。ご期待ください。

粉に入れる水の量は、粉の乾燥状態で加減しました。

生地を蒸らしている間に、あんこを丸めました。

関東風の生地はフライパンで焼きました。

道明寺は蒸らしたあと、手にくっつかないようにラップに包み丸めました。

おしゃべりしながら、楽しく手作業が進みました。

完成した2種類の桜もち。香ばしい桜葉、異なる食感で両方とも美味しかったです。