「賢い患者になりましょう 〜上手な医療とのおつきあい〜」を開催しました

6月6日(月)にくらし見直し講演会「賢い患者になりましょう 〜上手な医療とのおつきあい〜」を開催いたしました。

講師はNPO法人ささえあい医療人権センターCOMLの専務理事兼事務局長の山口 育子さん。会場は前橋第4コミュニティセンター(第1会議室)で行いました。

COMLは患者が「いのちの主人公・からだの責任者」として主体的に医療に参加するために、色々な活動をしています。合言葉は、“賢い患者になりましょう”。今年2月に、COMLから講師をお招きし講演会を行い大好評だったので、今回はその第2弾企画となります。

今回の講演会では、医師も人間であり、大切なのはコミュニケーションなのだということが強く心に残りました。人間関係の基本である「あいさつ」は大事だということ、受身にならないで伝える努力をするということも教えていただきました。

診察や、説明を受けるときは、メモを用意するといいそうです。聞きたい事がある時も、事前に用意する事で聞き忘れる事もありません。そして、メモにはたくさんの余白を用意しておくことがポイントだそうです。そして、余白には質問の答えや説明された内容を書くとのことでした。聞きなれない専門用語も余白があれば、漢字で書いてもらうこともでき、そうすることでより理解しやすくなるそうです。

<参加者アンケートの声>
・ 「分からない、理解していないこと」に敏感になろうと思いました。
・ 所詮、医療も人間対人間の関係が左右するものということがよくわかりました。大変分かりやすく勉強になりました。(3名)
・ 患者側の心構え、意識を変えて納得のできる医療を受けられる患者になろうと思いました。
・ 話し方が素敵でした。先生の声を聞いているだけで癒されていく様でした。
・ 口下手だと自分でも思うので、気になるところはメモして行って、積極的に質問したいと思いました。がんばります。
・ 最後に話された、「ポジティブフィールドバックの勧め」など、コミュニケーションは日常においいても大切なことだと思います。
・ 患者の精神的自立が大事だと、お話を聞いて思いました。
・ 医療者も患者も人と人との関わりの中でコミュニケーション力の大切さが良くわかりました。
・ 薬に頼りたくない・・・という質問は、私も同じことを思っていたので、対処の仕方が、とても参考になりました。
・ なぜ、日本でドクターが少なくなったのかなどを教えていただきよかったです。

たくさんの感想をいただき、大好評で終えることができました。

グラフ等で分かりやすく説明していただきました

質問にも丁寧に答えていただきました

山口育子氏

皆さん熱心に参加されていました