10月21日(金)、『くらぶち草の会』の産地見学会を開催し、組合員15名が参加しました。
産地紹介では、佐藤会長をはじめとした生産者の方からお話がありました。88年に3名ではじめた草の会が今では50世帯にまで増えたそうです。
野菜の作り方を教えるだけでなく、地元の人ではない人には家探しの相談に乗ったり、グループに入りやすい環境をつくるなど「人を育てる」ことを地域全体で行っています。農業で食べていけるように試行錯誤をしながら有機農業で地域を元気にし、守っていきたいという地元への愛を感じました。
昼食は地元の野菜や鱒が入ったお弁当。生産者の方と交流をしながらの楽しい昼食会でした。
昼食後はミニトマト、バジル、小白菜(パクチョイ)の収穫体験もさせていただきました。ミニトマトは「アイコ」という種類でとても甘かったです。バジルはよく使う人から作り方を聞いて、帰ってからジェノベーゼを作ってみました。水菜やほうれんそうもお土産でいただきました。
何十年もほうれん草だけの地域から、葉物中心とはいえズッキーニなど30品目もの野菜を有機農業で作り続けていくという草の会の努力は並大抵なことではないなと感じました。
この草の会のような地元を愛する心、優しさが日本中に広まれば国内自給率も上がり、みんなで幸せになれるのではないかと感じた一日でした。
〜参加者のアンケートから〜
●実際に産地に行かせていただいたことにより、カタログだけでは知り得なかった生産者の方の熱い思いや土の健康状態、生育環境等を肌で感じ、ますますパルシステムの野菜の魅力にはまっていきそうです。
●3種類も収穫させて頂き、ウキウキと体験できました。たくさんのミニトマトをスープやらマリネやらにして一つ残さずいただきました。他の野菜も甘くてとてもおいしかったです。
●家庭菜園についても色々親切に教えていただいたので、来年の野菜作りに生かせそうで楽しみです。
●「くらぶち」と聞くとすごく遠い気がしていたのですが、実際には1時間弱で到着し、意外と近いことが分かりまた参加してみたいと思いました。
産地紹介では、参加者からの質問にも答えていただきました。
素材の味を生かした倉渕の地産地消弁当は毎回好評。
バジルは摘み放題でした。ハウスの中はいい香り。
白菜とチンゲン菜の間のような野菜・パクチョイ(小白菜)の収穫体験。
おいしそうなミニトマトに大興奮!
収穫体験の前に記念撮影。