産直講座「知りたい!聞きたい!トキワのたまごのこと」を開催しました

12月7日(水)渋川市豊秋公民館において、常盤村養鶏農業協同組合会長の石澤直士さんとパルシステム連合会の横澤さんが講師を努め、産直講座「知りたい!聞きたい!トキワのたまごのこと」を開催。15名の組合員の方が参加しました。

まず、石澤さんが『自然に学び・自然を楽しむ』をテーマに飼育に励む常盤養村鶏農業協同組合の取り組みについて詳しく解説。参加者は、熱心に聞き入っていました。

また、平飼いにこだわり、病気の発生を少なくする努力をしていること、さらに鳥インフルエンザの発生で雛の入手が困難になったことを契機に、日本の風土に適した国産鶏ゴトウもみじへ切り替えたことなどについても説明がありました。

「鶏の中で、どうやってたまごが出来るのか」についての手描きイラストを使ったわかりやすい話は、とても印象に残りました。

また、ヒヨコの時から玄米を給餌する事によって腸の長さに差が出たり、砂肝も筋肉が良く発達し大きくなるということも、写真付きの説明でとてもわかりやすかったです。

お話の後は、調理室にて自家製マヨネーズを作成。卵黄・酢・塩・こしょうをハンドミキサーでよく混ぜた後、油を少しずつ加えクリーム状になるまでよく混ぜればできあがり。(予想以上の油の量に驚きの声が上がっていました)

自家製マヨネーズは食パンや野菜につけて試食し、「産直こめたまご」のゆで卵は、黄身の白さにびっくりしつつおいしくいただきました。

石澤さんのお話からは終始、飼育している鶏への愛情が強く感じられ、とても楽しい講座となりました。

<参加した組合員の方の感想>
・たまごについてこんなに知らないことがあるなんてビックリ!勉強になりました。
・手作りマヨネーズがとてもおいしいので感動しました。
・生産者の方の熱い思いが伝わってきました。
・奥深いな〜と思い、たまごに対する見方が変わりました。

商品テーマグループでは、パルシステムでおなじみの産直商品の生産者の方をお招きし、定期的に産直講座を開催しています。

生産者のこだわりはもちろん、普段は聞けない裏話など、生産者の方との楽しい交流の場となっています。お楽しみの試食タイムもありますので、お気軽にご参加ください!

時折雑談も交えて(?)のお話が楽しい常盤村養鶏農業協同組合会長の石澤さん。参加者のみなさんも熱心に聞き入っていました。

調理室に移動してマヨネーズ作り。こめたまごの卵黄で作る手作りマヨネーズはどんな味か興味津々。

使う油はもちろんパルシステムの菜種油。ハンドミキサーを使えばあっという間に完成。

こめたまごのマヨネーズは、やわらかいドレッシングタイプ。マスタードを加えたり、油をオリーブオイルに変えると風味の違ったマヨネーズに。