「フード・インク上映会」を開催しました

3月15日(木)に健康維持活動の一環でたすけあい助成金の支援を受け、シネマテークたかさきにて「フード・インク上映会」を開催しました。

大量生産・大量消費、遺伝子組み換えなど食の安全性について、多くの方と考える機会にするために上映会は午前と午後の2回実施。組合員や県内生産者の47名の方にご参加いただきました。

午前の上映会終了後はトークショーを実施。林牧場の林取締役、パルシステム連合会産直推進部の高橋部長よりお話をいただきました。

林氏からは「効率化や工業化イコール悪い事ではない。林牧場での効率化とは、豚を健康に育てる事」という話がありました。豚を健康に育てることは、薬を使わない、おいしい豚肉の生産につながり効率化にもつながるそうです。工業化でも5Sという取り組みは日本で生まれたものだが、世界に広がる良いものだそうです。こういったものを上手く取り入れていくことが良いのではというお話でした。

高橋氏からは「食べる人の安全や利益を最優先させるべき、映画にもあったようにツケは結局自分に返ってくる」というお話がありました。TPPの問題や遺伝子組換食品についても触れ、食のあり方についての話題も。

パルシステム群馬では、今後も食に関する取り組み、また健康維持活動の取り組みを行なってまいります。たくさんのご参加をお待ちしております。


<組合員アンケートより>
「4歳の子どもがおり、食生活には気をつけてきましたが改めて口に入れるものはよく考えて選んでいきたいと思いました。前から観たかった映画をみることができありがとうございました。」

「健康に豚が育てられれば、それが効率化となる。という林氏の言葉が印象的だった。人の命の大切さより、企業の利益が優先されることはやはり本来のすがたではないと感じた。」

トークショーの様子
左:林氏 右:高橋氏

トークショー中の会場内の様子