「石けん学習会」を開催しました

7月3日(火)、前橋市第四コミュニティセンターにて、「石けん学習会」を開催し、18名の組合員の方にご参加いただきました。この学習会では、石けんの良さを多くの組合員さんに知っていただこうと、運動テーマグループが主催したものです。講師はPLA(パルシステムアシスタント)の吉野弘美さんがつとめました。

学習会では、石けんと合成界面活性剤の違いについて説明していただきました。石けんは分解され自然に戻ることができますが、合成界面活性剤は分解に時間がかかり、科学物質がそのまま残るものも多いため、環境への負担が大きいそうです。また、天然素材を使用していたり、オーガニック素材を使用していても、合成界面活性剤であれば「石けん」ではないそうです。紛らわしいものも多いので、お店で購入する場合の参考にしたいですね。さらに、重曹についても詳しく説明していただき、お掃除以外にもメイク落としやマウスウォッシュなど様々な使い道があることがわかりました。

学習会の後半では、お楽しみの「バスボム(入浴剤)作り」を行いました。材料は重曹・クエン酸・無水エタノールとお好みでアロマオイルだけ。シュワシュワの入浴剤が身近な材料でとっても簡単に作ることができました。

バスボムを作りながら、参加者同士で石けんの使い方について会話が弾み、日頃疑問に思っていることやカタログに掲載されている商品について情報交換ができ、有意義な時間を過ごすことができました。

肌にも環境にも優しい「石けん」。パルシステムでは粉石けんの他に液体石けんも取り扱っています。液体せっけんはあらかじめ溶かす必要がないため、石けん初心者の方にぴったりです。まだ石けんを試したことの無い方も、ぜひ一度使ってみませんか。


参加者のアンケートから
「石けんはまだ未経験の我が家ですが、今日の学習会での説明からさっそく使ってみたくなりました。市販のものには比べものにならない程、石けんの安全性の高さが改めてわかりました。“快適な生活”目指して、一つずつでもできるものから、初めてみようかなと思います。バスボム早速使ってみようと思います。ありがとうございました!!」
「とっても勉強になりました。説明もわかりやすく、わからないこともていねいに答えてくれて、講師の吉野さんありがとうございました!!パックやパウダーなども実践してみます。」
などの感想をいただきました。

PLA講師の吉野弘美さん。手荒れに悩んでいたという実体験を交えてのお話は大変説得力がありました。

石けんと合成洗剤の違い、環境・肌への影響、そして重曹の使い方の学習会。身近な生活に関わることなので、参加者の方々は真剣です。



合成洗剤(左)・石けん(右)にお酢を入れた実験。

重曹の掃除以外の使い方。左から手作りのパウダー、パック、メイク落とし。



お楽しみのバスボム作り。材料の重曹とクエン酸をボウルで混ぜます。混ざったら無水エタノールを適量加えていきます。

できあがったバスボムの素をシリコンの製氷器に詰めていきます。



型にきっちり詰めます。少し時間を置いて、固くなったら、ひっくり返します。

バスボムのできあがり!お風呂にもトイレ掃除にも使えます。