「夏だ!はじけろ!アートしよう!&竹皮編みの花かご作り」を開催しました

2012年8月6日(月)に工房あかねさんのご協力のもと、第2回目の「夏だ!はじけろ!アートしよう!」を行いました。前回同様とても人気で、たくさんの子どもが参加し、夏休みの芸術作品づくりを楽しみました。

準備されていたのは、畳2枚ほどある大きなキャンバス2枚。
最初はマジックやクレヨンを使って、隅の方に遠慮しつつ絵を描いていた子どもたち。絵の具が出されると、最初に描いた絵には関係なく、キャンバスいっぱいに色を置き始めました。ちょっと引き気味だっだ子どもも少しずつ場にもキャンバスにも慣れ、お友だちもでき始めて思い切り絵の具をキャンバスに乗せていました。

かと思うと、隣のキャンバスでは、筆で塗るだけではもどかしかったのか、キャンバスの上に乗り足で塗り始める子や手の平を使って大胆に塗り始める子も出てきて、キャンバス上は大騒ぎ!そのうち尻もちをついたり、自分のシャツに手形をつけたり、シャツを塗ったり…と大はしゃぎの子どもたちでした。

一緒に絵を描くのではなく、ただ自由に、自分のやりたい様にキャンバスに色を乗せていくので、自分の色の上に他の子が色をつけたり… しかしできあがったのは、意図してもできない、素晴らしい芸術作品でした。絵の具がついた手足を洗った後は、すいかのおやつをいただきました。子どもたちは皆、満足感いっぱいの素敵な表情をしていました。

使った絵の具はアクリル絵の具。体についた絵の具は簡単に落ちますが、服についた絵の具は落ちません。皆、着ていた洋服に絵の具の色と一緒に思い出を残して帰途につきました。今回の芸術作品は、何らかの形で皆様にご覧いただきたいと思っています。お楽しみに!

また、同日に「竹皮編みで作る花かご作り」も行いました。「夏だ!はじけろ!アートしよう!」に子どもが参加できる事もあり、沢山の方が竹皮編みを体験する事ができました。

竹皮編みとは、上質な白竹(学名:カシロダケ)を細かく裂いて巻きながら針で縫い込むコイリング手法という丈夫で手ごたえのある技法で作られる伝統工芸です。
今回は、針を使わず手で裂き編むだけで、子どもから大人まで簡単にできる花かご作りを体験しました。


参加された方々からは、
「竹皮編みに初めて挑戦しました。昔の職人さんになった気分で楽しく編む事ができました。」
「とても簡単に素敵なかごができて楽しかったです。花を飾るのが楽しみです。」
等の声をいただき、皆さん大好評でした。

今回も前回に続きご協力をいただきました、工房あかねの小柏代表、指導してくださいました前島芳隆さん、前島美江さん、お手伝いいただきました工房あかねのご関係者の皆様、大変お世話になりました。素敵な作品と思い出ができました。ありがとうございました。

初めは筆やペンで描きました

手にも付けて、手形Tシャツ!!



色んな色と体でアート体験

みんな、自由に描いて大満足



講師の前島美江さんに教わります

竹皮にお水を付けて編みやすくします



ちゃんと出来上がりました

ちょっとしたお花を飾るととっても素敵です