「おまんじゅう作り」を開催しました

2012年9月18日(火)、渋川市中央公民館において渋川地区サポーターくらぶ主催の「おまんじゅう作り」が行われました。昨年の企画で大好評だったため第2弾の開催となりました。講師はおまんじゅう作りのベテラン櫻井禎子さんにお願いし、はじめにデモンストレーションで手順を教えていただいた後、17名の参加者が4テーブルに分かれ、2種類のおまんじゅう作りに挑戦しました。

まずは1種類目のおまんじゅう作り。生地には群馬の地粉「きぬの波」を使用し、花見糖と水の他にベーキングパウダーを入れて作ります。生地は軽くこね、少しねかせた後、等分に分け、具を包みます。具には練りあん入りのものとなすみそ入りのものを作りました。なすみそは、なすを菜種油で炒め、みそと花見糖をからめ炒めたもので、甘辛い味がおまんじゅうにぴったりです。おまんじゅう作りが初めての人はここからが難関!?手際よく上手に具を包める人もいれば、今回はあんこの量を多くしたこともあり、生地が均等に伸ばせずうまく包めない人も…。包んで閉じたところを下にして、蒸し器で10分程度蒸せばできあがりです。

2種類目は、生地にペーキングパウダーと重曹を入れたおまんじゅうで、最初のおまんじゅうのペーキングパウダーの量の3分の1を重曹にかえたものです。少し黄色っぽい色合いに仕上がり、わずかに重曹のほろ苦さがあるのが特徴です。こちらはつぶあん入りと、2分の1サイズでキャンディーチーズ入りのものを作りました。チーズ入りはサイズが半分なので、蒸し時間も5〜6分と手軽です。

蒸し上がったおまんじゅうは、粗熱をとって、お茶と一緒に試食しました。今回は大きいおまんじゅう3個と小さいおまんじゅう2個が1人分。初めて作ったおまんじゅうは、食べてしまうのがもったいないくらい、いとおしく感じられました。具はお好みで、アレンジもできます。講師が見本で作ってきてくれたこしあん入りのおまんじゅうも試食させていただき、参加者同士おしゃべりを楽しみました。

今回参加した方の中には、以前からおまんじゅうを作ってみたかったという方が多く、「参加できてよかった」、「おいしく、楽しく、有意義なひとときでした」、「手作りでこんなに簡単にできたので、家でも挑戦したい」などの感想が寄せられました。また、チーズ入りのおまんじゅうは、お月見に「お団子の代わりに子どもと作りたい」、「子どものおやつにぴったり」と話す方もいました。ぜひ、手作りおまんじゅうを「我が家のおやつの定番」にしていただければと思いました。

まずは講師が実演

具のあんこは丸め、粉はふるいにかけます

具を包んだおまんじゅうは蒸し器に並べます

蒸し上がったおまんじゅうは、ケーキクーラーにのせ、粗熱をとります

手際よくできました。試食が楽しみ

おいしそうにできあがりました