「乳がん検診啓発のための講演会」を開催しました

10月12日(金)に前橋市第四コミュニティセンターで、たすけあい活動助成金企画である乳がん検診啓発のための講演会が開催されました。講師には、「ミセス」「HERS」でも活躍中のモデルのMAIKOさん、NPO法人キャンサーネットジャパンの専任理事川上祥子さんをお迎えしました。当日は42名の組合員が参加し、熱心に耳を傾けていました。

がんは3人に1人がかかると言われ、その中でも女性のがんのトップは乳がんだそうです。乳がんを始めとしたがんのしくみや、どのような治療が行われるのかという基本的な内容を川上さんよりわかりやすく教えていただきました。

また、乳がんを3年前に発症し、現在も治療中のMAIKOさんからは、乳がんを発見し治療に至るまでの経験を、ご自身のその時の気持ちも含めてお話ししていただきました。母として、女性として共感できる部分も多く、乳がんを告知された時の息子さんとのエピソードについては涙ぐむ参加者もいました。

川上さんからのメッセージとしては、万が一がんになった時のための備えとして、情報収集と経済的備えが大切だということ。また、やはり早期発見・早期治療が大切だそうです。会場には、乳がん触診キットを用意して講演会の前後に自己触診の体験もしていただきました。

参加者からは「検診の大切さを痛感しました」「病気と向かい合うMAIKOさんに勇気をもらいました」等のご感想を数多くいただきました。

会場の様子。最初は川上さんから乳がんの基本的なことを教わりました

川上さん(左)とMAIKOさん(右)が対話する形で、発見から治療まで分かりやすく伝わりました

MAIKOさんの体験談から、検診の大切さを教えていただきました

MAIKOさんと同年代の参加者も多く、皆、真剣にお話を聞きました

会場に用意された触診モデルに触れ、しこりを確認する参加者