PLA・知って納得!企画「和風カフェごはん」を開催しました

PLA・知って納得!企画、第3弾として「和風カフェごはん〜ワンプレートで一汁三菜〜」が3会場で開催され、26名が参加しました。初日は10月23日(火)、前橋市第四コミュニティセンターを会場に吉野弘美さん、2日目の10月24日(水)は渋川公民館で榛澤まき子さん、3日目の10月26日(金)は伊勢崎市民プラザで中島浩美さんがそれぞれ講師を務めました。

今回の学習会では、「まごわやさしい」をキーワードに、食事バランスカードを使った演習を組み込み、栄養バランスを考えたワンプレートメニューを提案。PLA講師による出汁や添加物についてのミニ学習会と、時間をかけず簡単にできる一汁三菜メニューの調理実習が行われました。


調理実習のメニューは
・豚肉の塩麹焼き・千切りキャベツ添え
・さつまいもと金時豆の甘煮
・ほうれん草の白和え
・ピーマンと塩昆布の即席漬け
・なめこと大根の味噌汁
・ごはん


最初に、しょうが焼き用の豚カタロース肉に塩麹を重ねるようにつけ、冷蔵庫へ。さつまいもはサイコロ状にカットし、水と白だしを加えた小鍋で煮て、沸騰したら数分で止め、そのままにしておきます。ピーマンは細く切り、塩昆布と一緒にビニール袋へ入れ、少しもんで冷蔵庫へ。これで、下ごしらえは完了。

次に、食事バランスカードを使って、グループや個人で主婦やOL、会社勤めのお父さん、高校生やおじいちゃんといった色々なパターンでランチや夕食のメニューを考えました。最初に普段食べているメニュー、食べたいメニューを選んで発表しました。講師から栄養バランスについてのお話を聞くと、カロリーや油の摂り過ぎに気付きます。昔ながらの知恵が詰まった“江戸めし”にヒントをもらい、もう一度考えてみると、理想的なメニューができあがりました。これからも、ほんの少し気をつけて家族の食事を考えていけたら良いと思います。

ミニ学習会では、出汁と添加物について知って納得!のお話を伺いました。2会場ではスライドを見ながら、出汁の種類や特徴などうまみについてのお話や、添加物の種類や使われ方など“目からウロコ”と参加者が驚くような貴重なお話も伺えました。「和食」への関心は海外でも高まっています。“だし”のうまみを利用し素材の持ち味をいかした和食の良さをもう一度思い返してほしいものです。

学習会の後は、調理の最終段階。豚肉を焼き、汁を切ったさつまいもはパルのカタログ商品「釜揚げ大正金時豆」と和えるだけ。自然解凍した冷凍ほうれん草は「白和えのもと」と和えれば、一品できあがり。みそ汁を作り、おかずをワンプレートに盛り付けて完成。それぞれのグループごとに和気あいあいとおしゃべりしながら、簡単ワンプレートランチを味わいました。


参加者からは
・簡単に4品もできてビックリです!!家でもワンプレートの食事にしてみようと思いました。
・色々勉強になりました。出汁のおいしさや添加物の危険性など、改めて感じました。これから子どもが産まれるので、色々考えていきたいと思います。
・手軽にワンプレート作れて楽しかったです。
などの感想をいただきました。


PLAではこれからも、組合員さんの知りたいことや気になることに注目し、学習会を開催していく予定です。

食事バランスカードを使ったグループ学習(前橋会場)

それぞれが食事バランスカードを使い、メニューを考えました(渋川会場)

メニューを考える参加者(伊勢崎会場)

講師は吉野さん。日本の出汁の良さを再認識。添加物にも色々あることがわかりました。(前橋会場)

講師の榛澤さんの深い話にはファンがいるほど。ためになることばかり(渋川会場)

講師は中島さん。少人数でフレンドリーな雰囲気(伊勢崎会場)

あと一品というとき大助かりの簡単メニュー

ほんの少量の塩麹でうまみが倍増

食べながらおしゃべりし、交流が深まりました

今回のワンプレートランチ