都県別「生産者消費者交流会」を開催しました

2013年3月8日金曜日、高崎市のレストラン「安心食材グラツィエ」において、毎年恒例の生産者消費者交流会「交わす言葉がちからになる〜パルの食材でイタリアン〜」が行われました。参加者数は、組合員29名、生産者32名、生協役職員25名、計86名でした。1月に全組合員にむけて参加募集をしたところ、定員の倍近くの申し込みがあり、抽選が行われるほどでした。

パルシステム群馬田中三千夏理事長より「消費者が今後、どうあるべきか?未来の方向性を問われている。この交流が明日への力となるような会になることを望みます。」と開会の挨拶がありました。次に、生産者代表サンファーム堀口貞夫氏より、「私たちは、エコ・チャレンジ基準の見直し、TPP問題、3.11など大変な取り組みをしていかなくてはならない。ここに来られた組合員の方は、ここで聞いた生産者の想いを、来られなかった方々に伝えていただきたい。そして、生産者は消費者の声を持って帰り仲間と共有していただきたい」と挨拶がありました。

続いて、参加した18の産地の生産者から産地報告が行われました。今回の産地紹介は「お国自慢、地域自慢」ということで、生産している産物についてだけではなく、どんな地域で名物は何かという紹介もしていただきました。

産地報告のあと、2012年10月にパルシステム群馬主催で行われた「くらぶち草の会公開確認会」の報告が行われました。監査人の櫻井はるかさんの報告のあと、監査人をつとめた越川理事、関口理事、反町理事より、ひとことずつ感想をいただきました。最後に、監査品目のコア・フード小松菜の生産者、内堀さんよりお礼の挨拶がありました。

昼食は、野菜や肉のほとんどをパルの食材を使用したイタリア料理。おいしい料理を囲んで、各テーブルで生産者と消費者が同じ席につき話が弾みました。

料理が食べ終わるころ、昼食交流の時にどんな言葉が出たのか、それぞれのテーブルから発表をしていただきました。「あと一品の注文で生産者に笑顔。」「お米の消費量を米粉で上げよう。」「食を通して命を継承していること。」「有機(栽培)とは土の生命活動。豚を巡る命の180日。」など、それぞれのテーブルで数々の名言が生まれたようでした。

交流会の締めくくりは、パルシステム群馬中嶋専務理事より「生協パルシステム群馬2013年度の課題は地域づくりです。生産者のみなさんには、農業を通じて地域を支えていただいていると思っています。生産者と消費者、それをつなげる生協が協同して地域をつくっていきたいと思います。」という挨拶で終了しました。

お洒落なレストランで交流会スタートしました。

生産者代表「サンファーム」堀口貞夫氏

「くらぶち草の会」公開確認会の報告

レタス(野菜くらぶ) ミニトマト(沃土会) きゅうり(村悟空) グリーンリーフ(茨城産直センター) 人参・みず菜(佐原農産物供給センター) 生産者の野菜を使ったサラダは大好評でした。

さつまいも(エコーたまつくり)宮城まなむすめ(JAみどり)のさつまいものリゾットは上品な甘さでした。

ルッコラ(沃土会) まいたけ(JAささかみ)しめじ・生しいたけ(JAつくば市矢田部)を使ったピザ。美味しくいただきました。

豚肉(パルミート) ほうれん草(くらぶち草の会)ブロッコリー(和郷園)キャベツ(大紀コープファーム)を使ったメイン料理です。

生産者幹事 「サンファーム」堀口さんのりんごを使っています。

食事を交えての交流会は生産者・組合員ともに大満足でした。