「3・11キャンドルナイト」を開催しました

2011年3月11日、東日本大震災により被災地からの灯りが消えました。自然災害の脅威を目の当たりにし、その後の原発事故によるエネルギー問題など被災地のみならず、私たちの生活にも大きな影響を及ぼし続けています。
あれから2年が経ち、被災地へ「復興の願い」を込めながら部屋の電気を消してキャンドルを灯し、「人のつながり」や「エネルギー」など大切なものについて家族で考える時間を過ごす為、組合員の皆さまにはご自宅で、1時間以上照明を消し、ろうそくやランタン等の灯りで過ごしていただきました。

〜キャンドルナイトを行った組合員からの感想・メッセージ〜

■「17時〜19時まで2時間キャンドルナイト3/11 西日で料理をしてキャンドルを灯し子どもと夕ごはんを食べました。2年前のことを話し合い時を過ごしました。電気をつけた瞬間『ホッとした』と6才児がつぶやきました」

■「夕食の時に行いました。もし、パパ・ママがいない時、地震がきたら?もし電気が無かったら何が困る?など色々なことを子供と話しました。震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りします」

■「ろうそくを灯して1時間過ごしました。停電になった時はこんな風に過ごすんだなぁと思いながら火事や火傷など注意することを改めて確認しました。不謹慎かもしれませんがろうそくの炎に癒されゆったりした時間を過ごせました。」

■「3/11わが家では3つのキャンドルで夕方〜20時まで過ごしました。小さな光だけ。ゆっくりと時間が流れたように感じ、普段より落ち着いていた子供たち。食事は暗くてなんだろう?!って話しながら会話がはずみました。食事が終わり、ダウンライト1つ点いただけで明るさを感じ、充分な灯りだと気付くことが出来ました。2年前、被災地の本当の暗さを知る事は出来ませんが、本当に心から1日も早い復興を改めて家族で願い3/11を過ごしました。」

■「計画停電を経験せずだったので今年は思いきってランタンを使用しました。しかし、なんやかんだ家電の光がもれているのが子供たちも気になったらしく、その後、今まで各部屋にいたのですが、1つの部屋に集まったり色々気にするようになったみたいです。」

■「電気を消して改めて大切さを実感しました。コタツも消し、キャンドルと懐中電灯で過ごし、被災した人はもっと大変だった事を話しました。テレビも消えていたので子供と影絵をしたり、話をして早めに布団に入りました。」

部屋の電気を消して懐中電灯で過ごしました。

懐中電灯の灯りを使い影絵をして楽しみました。

ゆらゆらと揺れる炎を見て癒されました。