「クラフトでバスケットを作ろう」を開催しました

6月17日(月)渋川センター会議室において、渋川地区サポーターくらぶ主催の「クラフトでバスケットを作ろう」が行われました。講師は渋川市在住の組合員さんで、クラフトでバスケットやバッグなどおしゃれで実用的な作品をたくさん作られている佐藤智子さんにお願いしました。参加者は18名。殆どが、クラフトを一度やってみたかったと言う方々です。欠席者もなく、遠方からの参加者もいて、関心の高さが伺えました。 このイベントの企画は、サポーターくらぶのメンバーさんが、「カラフルできれいなバスケットは部屋に置くだけで気持ちを明るくさせてくれます」と自分の作品を見せてくれたところから始まりました。クラフトと聞くと段ボールの薄茶のイメージを持っていましたが、赤や黄色、オレンジ、青や緑、ピンクなど鮮やかな色がたくさんあり、パステル調の色や黒や茶、ベージュなどシックな色、複数色がラインになったものなど、その種類の豊富さに驚きました。今回は18人分、それぞれ異なった組み合わせで材料のクラフトを佐藤さんに用意していただきました。参加者は受付順に好きな色のセットを選び、説明を聞きながら約15×15×15cmのバスケット作りに挑戦しました。

まず初めは、バスケットの底の部分から作り始めました。長さを測ったクラフトにはあらかじめ鉛筆で目印をつけ、印に合わせ約1.5cm幅の長いクラフトと短いクラフトを順番に並べ、動かないよう水の入ったペットボトルを重石に載せます。固定した状態で別のクラフトにボンドをつけ、目印のところに縦に貼り付けます。乾くまでは洗濯ばさみで挟んでおきます。乾いたら縦に長いクラフトを編みこみます。

側面に使うパーツは輪になるよう端をボンドで貼り、洗濯ばさみで固定しておきます。乾いたら底から伸びたクラフトに輪をはめ、交互になるよう編み込んでいきます。編み込む順番を間違えないよう、また角がきれいになるよう、佐藤さんにポイントを教えてもらい、チェックしてもらいながら編んでいきました。今回は基本となる一番シンプルな方法を教えていただいたので、間違えても簡単に直せます。

最初は遅れまいとドキドキしながらあせっていた参加者も、要領がわかると楽しくなり、隣の人と見せ合いながらスムーズにバスケットができていきました。最後は、一番上の輪をしっかり貼り付け、縦のクラフトを2段目に織り込み完成。余分になった部分があれば切り落とします。1時間半かからずに、素敵なバスケットが次々と出来上がりました。

完成してみれば、「思っていたより早くできました。これなら、家でも作れそう。」と皆さん嬉しそうでした。「今度は先生の持っているバッグに挑戦したい。」と次の目標を決めた人もいました。参加者のアンケートにも「楽しかった」「嬉しかった」「満足してます」などの言葉が多くあり、中には「孫へのプレゼントができました」という方もいました。

クラフトの色も色々でしたが、色の組み合わせや重ね順を変えることによって、出来上がりの印象は様々に変わります。クラフトを裂いて使うことで細かく複雑なデザインにすることもできます。今回は短時間の講習でしたが、クラフトの楽しさや魅力を知ることができ、とても楽しいひとときを過ごすことができました。最後に参加者全員で記念撮影をし、可愛い自分のバスケットを皆さん、大事に持ち帰りました。

説明に聞き入る参加者。

講師の佐藤さん。分かりやすく教えてくれました。

底の部分の制作。

輪もたくさん作りました。

しっかり下に詰めるのがきれいに仕上がるコツ。

仕上げ段階。洗たくばさみでボンドが乾くまでしっかり固定。

参加者全員で作品と一緒に記念撮影。

おしゃれなバスケットができました。