『くらし見直し講演会「捨てずに減らすエコ暮らし」』を開催しました。

11月15日(金曜日)に前橋市第二コミュニティセンターにて、『くらし見直し講演会「捨てずに減らすエコ暮らし」』を開催しました。講師には、生活コラムニストのももせいづみさんをお迎えし、19名が参加されました。
講演会では、物を上手に減らし、すっきりした生活を送るだけでなく、エコの視点からも効率よく生活する知恵を色々お話ししていただきました。

”家の中に物があふれ、なかなか片付かない”という共通の悩みを持つ方は多くいます。
片付けは、人それぞれの才能なのだそうです。
たくさんのものを上手く片づけるためには、それなりの能力が備わっていないとできない、という目からうろこのお話もありました。
そして、普通の人が片づけるためには、物を減らす、場所を少なくするのが必要とのことでした。減らすために、4Rやupcycledという新しい発想も紹介されました。

5か月程渡米されていたももせさんならではのアメリカの食の問題提起もありました。食も自分で作り、余分な物を買わない事でエコにもつながります。

また、電通PRセンターの戦略等も紹介され、1960年代に作られたその戦略に今も振り回されている私達の生活様式を、見直す必要性を考えさせられました。

講演後は以前のももせさんの講演から生まれた「もってけパーティー」が行われました。
「もってけパーティー」とは、各ご家庭で不要になったものを持ち寄り、必要と思った方が自由に持ち帰りができる企画です。
今回は小さい子どもの服が多く見られました。それぞれ家から持ってきた不用品をひろげ、思い思いの品物を手にしたり、ももせさんの手作りしたアップサイクル作品を見ながらももせさんとの交流がもてたりと皆さん楽しまれたようでした。

アンケートには、
「正直、エコな暮らしをしていると思っていましたし、知恵もある程度あるからそれほど必要ない話かなと考えていました。でも、自分のしている行動が、ダウンサイクルだと気付き、目からうろこです。とてもためになりました。」
「リサイクルからアップサイクルへの考え方をこれからの生活に役立たせたいと思います。」
『「究極のエコ=家事を減らす」この考えを広めたいです。』等々、皆さん新しい発見があったようです。

講師のももせいづみさんです

講演会の様子

家事を減らすことがエコにつながる話は、目からうろこでした。

ももせさん手作りのアップサイクル作品。どれも素敵です

不要な本はBOOK MAGICにてアフガニスタンへの寄付金になります

ももせさんも”もってけパーティー”に参加。参加者とも交流が出来、皆さん喜んでいました。