産直講座「はじめてのキムチ作り」が行われました

12月12日伊勢崎市民プラザにて、商品テーマグループが主催する産直講座「はじめてのキムチ作り」を開催しました。参加者は19人、講師は茨城産直センター 八千代町支部女性部会長の青谷優子さんです。

早速手作りキムチの講習です。まずはキムチの素のヤンニョム作り。各班に分かれ、大根、人参、玉ねぎ、ネギは千切り、ショウガをおろして、にんにくはみじん切り。その他ニラやリンゴも切ってボールに入れます。
大量の野菜や果物に驚きましたが、班で手分けをして作業を進めたので、手早く下ごしらえを行うことができました。さらにアミの塩辛やいわしのエキスを入れると、味がグッとアップ!
出来上がったヤンニョムを漬けておいた白菜の一枚一枚に塗りこんで、白菜を半分に折って丸めれば白菜キムチの完成です!
これまで「キムチは買うもの」と思っていたのですが、今回講座に参加して、材料が揃えば意外と簡単にできるなと感じました。

講習を受けている間、八千代支部女性部「野菜美人」の3名の方々が『キムチうどん』を作ってくださいました。辛くもまろやかで、身体が芯から温まる美味しいキムチうどんに舌鼓を打ちながら生産者の方々と各テーブルで昼食交流を行いました。キムチうどんを美味しく作るポイントとして、必ず最初にお肉とキムチをごま油で炒めること(キムチ鍋も同様)が大切なんだそうです。そうすることでキムチの辛味もまろやかになり、またスープは味噌仕立てが合うなど、すぐにでも家で実践できるお話を伺え、楽しいひとときとなりました。

昼食後は茨城産直センター代表坂入一巳さんから産地や白菜についてミニ学習会が行われ、美味しいのはやわらかい品種の白菜だが、傷みやすさの面から硬くしまった白菜が求められていることや、白菜に出る黒点は美味しさの証であることなど、生産者の方の生の声を伺うことで消費者として気づくこと、知ることがあるのだなと改めて感じました。

自分で作った白菜キムチ。自宅に帰って早速試食すると、普段は唐辛子の辛味が苦手な私でも、手作りのキムチはうま味を感じながら食べることが出来ました。また一緒に頂いたヤンニョムを使って、大根のカクテキ、きゅうりのオイキムチも自宅で作ってみましたが、どれも美味しく食べることができました。

商品テーマグループでは産直講座をはじめ、商品にまつわる学習会や産地見学、調理実習などをたくさん企画していますので、是非ご参加ください!


【参加者の感想】
・本格的な作り方なのに意外と簡単で、参加してとても勉強になりました。キムチうどんも美味でした。
・キムチ作り、とても良かったです。キムチは添加物の多いものが多いので、自分で作りたい人も沢山いるのだなと感じました。青谷さんのお話も楽しかったです。白菜やキムチの事も、作り方のバージョンetc.色々教えてもらえたので、家でもチャレンジしてみようと思います。
・キムチ作り楽しかったです。キムチうどんもとても美味しくて、作り方のコツまで教えてもらって良かったです。

ヤンニョム作り。材料を刻み、ショウガをすりおろしてボールに入れます。

みんなで作れば、キムチ作りも楽しく手軽にできますね!

刻んだ野菜と調味料すべてを混ぜ合わせ、ねっとりするまで混ぜます。

全体に塗りこんだら、白菜を半分に折って丸めて完成!

白菜の葉一枚一枚にヤンニョムを塗りこみます。

昼食に頂いたキムチうどん。事前にご用意いただいたキムチと白菜漬けを添えて。