「第9回(株)パル・ミート習志野工場の見学」に行ってきしました

1月28日(火)、パルシステム連合会主催の第9回(株)パル・ミート習志野工場の見学に行ってきしました。

研修に参加したのは20名でパルシステム群馬からは高崎センターから高橋啓一(PRスタッフ)渋川センターから小池裕幸(配送スタッフ)が参加しました。その他に各県の職員も参加して、良い交流になりました。

パル・ミートは1979年にパルシステムを利用している組合員に「安心・安全・美味しい」お肉を届ける目的で設立されました。パルシステムの産直産地の原料肉を中心に、全国トップレベルの衛生管理基準のもとで、お届けする製品を加工しています。今回の研修先の習志野工場では豚肉・牛肉の加工を行っています。
工場見学と説明を受けて、印象に残ったことは3つありました。

@「臭みを抑える」徹底した温度管理
パルシステムのお肉はよく「臭みがない!」と言われますが、その理由は徹底した工場の温度管理によって、肉から出る(ドリップ)を抑えながら、組合員に届けることができるのが一番の理由だそうです。肉からドリップが多く出ている状態が長時間続くと、肉自体が臭くなってしまうそうです。

A「食べごろ」をお届けする独自の物流システム
通常、お肉が食卓に届くまでの流れは、食肉処理場⇒食肉問屋⇒パックセンター⇒小売店(スーパー)と、複数の業者の手を渡りますが、パル・ミートでは食肉処理場以降の流れをすべて一括管理しています。それにより丁度よい熟成期間の「食べごろ」なお肉が自宅に届きます。

B計量方法
工場ではパック詰め後に出るドリップの量を肉の部位ごとに調査して、その量を上乗せして計量しています。例えば、200グラムのロース肉の切り身から5%のドリップが出る場合は、手元に届いたときに丁度200グラムになるように、210グラムで計量するということです。

まだまだ沢山伝えたいことはありますが、働いている人達がとても活き活きしていて、お肉のことを詳しく説明している姿をみて仕事に対する志を強く感じました。私達職員もここから生まれる商品を沢山の人に食べてもらえるように、学んだことを一生懸命伝えていきます!

工場に入る前に、徹底した殺菌、消毒を行います。働いてる人達と同じ工程を行いました。

エアーシャワー。異物(主に髪の毛)の混入を防ぎます。

いよいよ工場の中に入れます!楽しみです!

原料冷蔵庫(0度)。ここにカットされた肉が部位ごとに保管されてます。これはコアフード牛肉のロースです。

薄一郎牛のサーロイン!私は年末に食べましたが、最高に美味しいです!

豚のロース肉を説明してもらっています。

ロース肉の塊が機械でカットされます。この後、計量されてパック詰めです。

豚のヒレ肉。こちらは一つ一つ手切りです。カタログでは「きなり」にしか載っていません。

ドリップの量を計算して多めに計量するのが分かります。140gの商品だけど、147g入れますということです。

出荷個数をカウントしています。この日は3500個パック詰めするのに対して、現在611個目ということです。

見慣れたパルシステムのパッケージがロールされてます。