パルぴよスタッフ内部研修「普通救命講習III」を行いました

3月10日(月)10:00〜13:00、高崎市市民活動センターソシアスにおいて、パルぴよくらぶ主催で託児スタッフの内部研修を行いました。今回は組合員の方もチラシで募集し、託児スタッフと組合員17名が一緒に「普通救命講習V」を受講しました。

講師には高崎市北消防署群馬分署より、救急救命士と消防士の方5名にお越しいただきました。2年前の研修で「普通救命講習T」を行ったのですが、この講習Vはまだできて一年ほどだそうで、小児、乳幼児が対象の救命講習のため、託児スタッフにはぴったりの内容でした。組合員の参加者もお子さんと関わるお仕事をいている方や小さいお子さんがいる方が多かったようです。

救命救急法(心肺蘇生法)、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使い方、誤飲の吐かせ方など、3時間かけて講義と実技を学びました。実技では4つのグループに分かれ、倒れている子どもを発見したところから、手順をしっかり覚えられるよう繰り返しダミー人形を使って練習しました。幼児やベビーのダミー人形を使う実技は初めての人が多く、皆さん熱心に取り組んでいました。インフルエンザ警報が出ている時は、人工呼吸(マウスツーマウス)は中止になるとのことで、当日まであるかどうか分からなかったのですが、行うことができ、胸骨圧迫と通して覚えられ良かったです。

質疑応答の時間も取れ、最後に修了証を頂いて講義は終わりました。託児の現場ではいつ何が起こるか分かりません。いざという時の知識、心構えとしていかせていけたらと考えます。

参加したスタッフ、組合員のアンケートをまとめてみました。
1.参加していかがでしたか
「大変良かった」に全員が○

2.感想や意見
・乳幼児がメインの講習だったので役に立つと思いました
・少人数のグループで実習できたのでわかりやすかった
・以前Tを受けたが、忘れていることも多く定期的に受ける必要があると思いました
・子どもの救命救急なので身近に感じました

3.今後どんな企画を希望しますか
・専門的な知識をもった人から話を聞いたり実技指導を受けたりしたい
・読み聞かせ
・制作
などなど

小さいお子様のいる組合員の皆さん!ぜひ託児つきのイベントにご参加ください。
スタッフ一同かわいいお友達に会えるのを楽しみにしてます!!

救急救命士の和泉(わいずみ)さんから、お話を聞きました。

乳幼児用のAED(自動体外式除細動器)の使い方を教わりました。

乳児の胸骨圧迫は指2本で行います。

乳児のダミーを使い、胸骨圧迫、AEDの使い方など、一連の流れを練習しました。

パッドは大人用と子ども用は別ですが、AEDの種類によっては、大人と子どものスイッチがあり、切り替えが必要です。

乳児のダミーでも練習しました。近くにいる人が協力することが大切です。

「背部叩打法」や「腹部突き上げ法」など、乳児と幼児の異物除去の方法をそれぞれ学び、ダミーで実践しました。

4〜5人ずつの演習で、疑問に思ったこともその都度聞けました。