「この夏使えるクラフトバッグを作ろう」を開催しました

6月2日(月)、渋川センター会議室において、渋川地区サポーターくらぶ主催のクラフト教室第2弾「この夏使えるクラフトバッグを作ろう」が行われ、抽選で当選した組合員13名が参加しました。昨年行った「クラフトでバスケットを作ろう」が好評で、「今度はバッグを作りたい」という参加者の意見が多かったことから企画され、講師は昨年に引き続き、佐藤智子さんにお願いしました。

色々な色合いのクラフトをバッグ1個分のキットにして佐藤さんに用意していただき、参加者は好みの色を選んで制作に取り掛かりました。最初はバスケットと同様に、底(マチ)の部分から作りました。クラフトを交互に重ね、固定したい箇所はクラフト用ボンドをつけ、水を入れたペットボトルを重石に使います。マチから上は、長いクラフトを垂直に折り曲げ上に伸ばします。バッグの円周に合わせたクラフトは輪になるよういくつも作ります。このとき、ボンドをつけたクラフトは洗濯ばさみで固定します。

この後、縦横のクラフトが十字になるよう輪を上からはめ込み編んでいきます。クラフトは無地のものと細いラインが入ったものを使ったのですが、色が2色ないし3色混ざるので、並べ方によって模様ができたり、同じ材料を使っても全く印象の違うものになります。輪をはめ直す人もいて、創造性や個性が表現できることに驚いたり、感動したりする場面もありました。

本体が完成したら、最後は一番手がかかる持ち手部分です。持ち手の太いクラフトを本体とつなげるのは思いの外簡単でしたが、補強とデザインのために細いクラフトをぐるぐる巻いていく仕上げに時間がかかりました。クラフトは好きな幅で縦に裂くことができます。ここでは細いクラフトを使いましたが、違う色を組み合わせたり、途中から色を変えたり、持ち手の色を1本ずつ変えた人もいました。別の色のクラフトの切れ端をぐるぐる巻きの中にさらに編み込んだ人もいて、そのデザインに感動し、違う色の切れ端を交換し合い真似て作る人もいました。

一番早い人は2時間で仕上がりました。早速荷物を入れて、持ってみる人もいました。長くきれいに使いたい人は、ニスを塗るといいそうです。スプレー状のものも売っているので、一度スプレーしておけば、雨の日も安心して使えます。

参加者からは、「夢中になってカゴを編んで、楽しかったです。また、参加したいです。」「楽しく作れました。組み合わせ方によって、いろいろな柄が出ることを発見し、悩みながらも気に入ったものが作れました。」などの感想をいただきました。世界に一つの手作りマイバッグは、この夏はずせないファッションアイテムになったのではないでしょうか。

底から作ります。ボンドをつけ、乾くまで洗濯ばさみで固定します。

佐藤さん(中央)に分かりやすく教えていただきました。

水平に輪を編み込み、輪の継ぎ目が隠れるように調整します。

持ち手は細いクラフトをくるくる巻いて仕上げます。

涼しげなクラフトバッグの出来上がり。

後からレースを編み込み、可愛さもグレードアップしたバッグ。