「石けん・重曹・酸素系漂白剤を使おう!〜石けん学習会〜」を開催しました

6月23日(月)に高崎市市民活動センター・ソシアスで、運動テーマグループ主催の「石けん・重曹・酸素系漂白剤を使おう!〜石けん学習会〜」を行いました。参加者は18名で、講師にはPLAの榛澤まき子さんにお越しいただきました。大変わかりやすい講義を聴いて、その後汚れ落としの実習を行いました。

まず汚れには酸性とアルカリ性の2種類ある事を学びました。
酸性汚れは・・・衣類のタンパク汚れ、油汚れ、手あか、食べ物の汚れ等
アルカリ性汚れは・・・石けんカス、ポット、水あか、タバコのヤニ、尿の汚れ等があるそうです。
講師の榛澤さんがそれぞれの汚れのサンプルを作ってきて下さったので、参加者でその汚れに合った落とし方を実習しました。

洗濯用の粉石けんや食器洗いの洗剤をアレンジした「とろとろ石けん」と「アワアワ石けん」の作り方も教わり、実践してみました。

■とろとろ石けん作り方
・やっぱり石けん!洗濯用粉石けん 200cc(カップ1杯)
・ぬるま湯 500cc位
・容器(フタがあると残った場合、保存できます。)

容器に石けんを入れ、ぬるま湯を少しずつ、注ぎながら混ぜます。固さはお好みです。硬くても柔らかくても大丈夫です。

私たち主婦が一番気になる換気扇レンジフードに、このとろとろ石けんが効きます。アクリルたわしでレンジフードや換気扇にとろとろ石けんを全体に塗ります。ひどい汚れの時は少し置いておき、使用済みのカードでこそげ取って下さい。

■アワアワ石けんの作り方
・重曹 200cc(カップ1杯)
・やっぱり石けん!食器用液体石けん 50cc
・食用酢 15cc(大さじ1)

ボウルに重曹を入れ、液体石けんを加え、良く混ぜ、最後に酢を入れます。割り箸4本位で混ぜると良いです。ジュワーと発砲し、ふわっとしたクリーム状になるまで混ぜます。
このアワアワ石けんは魚焼きグリル、トースターの黒ずみ、油汚れ等にに塗って、しばらく置きます。その後、ふき取ったり、洗えるものは洗い流します。

この学習会に参加して、環境の事を考え、合成洗剤は使わず、いつまでもきれいな水を守っていきたいと思いました。

参加者からは「10年くらい石けんは使っていましたが、たくさん勉強になりました。ミニ豆知識のようなちょっとしたヒントがすごく参考になりました。楽しかったです。」「茶渋が重曹でこするだけで、あんなに簡単に落ちるなんて、今までは何だったのかと思いました。」等の感想をいただきました。

主催の運動テーマグループの理事の挨拶で学習会のスタートです。

PLA講師の榛澤まき子さん。石けんユーザーから初心者まで、説得力あるお話に引き込まれました。

パルシステムの「やっぱり石けんシリーズ」の使い方を教わりました。

実際に汚れを作って、それを落とす実践をしてみました。

アワアワ石けんを作ってみました。クリームのよう。アワが汚れに留まるので、しばらく置きます。あとは拭き取ったり、洗い流すだけで、きれいになります。