憲法学習会「憲法のこころ」を開催しました

5月15日(木)高崎センター会議室にて、「憲法のこころ」と題し、ぐんま教育文化フォーラムの内藤真治先生をお招きし、学習会を開催しました。主催は運動テーマグループで、参加者は18名となりました。第二次世界大戦中、高崎センター周辺は軍事飛行場があり、戦闘機があったことや、地域の歴史的背景と戦後の新憲法制定にいたるまで、時々ジョークを交えながら、わかりやすく教えていただきました。戦後の新憲法は政府をしばるもので、国民の意思を実現するために作られました。決してアメリカから押し付けられた訳ではなく、当時の幣原首相が軍部の権力拡大を未然に防ぐために、再び戦争を起こす意思は絶対にないことを世界に納得させるために作りました。改めて憲法の大切さを知り、第9条を保持し続けた日本国民がノーベル平和賞候補にエントリーされたのも当然のことと感じました。昨今、改憲に向けた動きが大きくなっていますが、私たちの家族やたくさんのひとを守るために、憲法をもっと大切にしていきたいと思いました。

参加者からは「敗戦当時の憲法起草案の実態や今に至る憲法問題の細部にわたる講義は聞き入るばかりでした。周囲の人達に伝えるには私の力では難しいですが、(先生のように伝えるのは)少しでも、9条を守る改憲に抗するようにと(あきらめることに陥らずに)しっかり思いました。」等の感想をいただきました。

運動テーマグループの担当理事とメンバーの挨拶から学習会がはじまりました。

ぐんま教育文化フォーラム運営委員の内藤真治先生。ご自分の足で戦争当時の事を調べていらっしゃるというのが印象的でした。

難しいテーマですが、知っておかなければいけないこと。先生のお話に聞き入ってしまいました。

参加者に感想を発表していただきました。