パルぴよ託児スタッフ研修「絵本の紹介と読み聞かせのコツを学ぼう」を行いました

7月7日(月)、高崎センターにてパルぴよ託児スタッフの内部研修を行いました。
今回は「絵本の紹介と読み聞かせのコツを学ぼう」と題して、託児スタッフの阿部祐子さんに講師をお願いし、講義とディスカッションを行いました。

阿部さんは読み聞かせ歴15年。
読み聞かせグループの代表を務め、地域の図書館や学校、各施設で読み聞かせや人形劇などを行い活躍しています。
参加者は託児スタッフのほか組合員からも募集し17名が参加しました。

前半の講義は「読み聞かせとは?」の題から始まりました。
集団への読み聞かせと家庭での読み聞かせの違いと方法、絵本の選び方、探し方、作者の本に込めた思いなどを教えていただきました。
実際に絵本を使いながらの説明は、とても分かりやすかったです。

テーブルに積まれた何十冊もの絵本は、阿部さんが自宅より持ってきてくれたものです。
内容をジャンルごとに説明するときや人気絵本ランキングの紹介では、読み聞かせを実演しながら丁寧に紹介していただきました。たくさんの本のお話に参加者は皆、目を輝かせて聞き入っていました。

後半は、4つのグループに分かれて「読み聞かせ」をテーマにテーブルトークを行いました。
それぞれが持参したおすすめの本を、どんなところがおすすめか紹介し合ったり、日頃読み聞かせについて抱えている悩みなどを話し合いました。
おすすめの本は皆真剣に紹介していて、思い入れが伝わりました。

悩みでは、「高学年の子どもにはどんな絵本を読んだら良いのか。」「子ども達に読みながら問いかけは行うべきか。」「反応がいつも気になってしまって怖い。」など、意見を出し合いました。
その後、各班で出た意見は代表者がまとめて発表。疑問は阿部さんに答えていただきその場で解決しました。

最後に、大人のための読み聞かせを「かないくん」(作:谷川俊太郎、絵:松本大洋、発行:東京糸井重里事務所)という本でしていただきました。命について考えさせられる本でした。

参加者からは
「今日は託児の研修でしたが、私が癒されました」
「絵本の楽しさを再認識しました」
「最近忙しくて子どもに本を読んであげていないので、毎日少しずつ読んであげたいな、と思いました」
「読み聞かせの時、普段から疑問に思っていたことが聞けてよかったです」などの感想が寄せられました。

パルぴよでは今回学んだことを生かし、またさらに研修を重ねてスキルアップを図ってより良い活動が行えるようにしていきたいと思います。

絵本を実際に見ながらの阿部さんの講義。絵本をたくさん紹介していただきました。

テーブルトークの後、各班の代表者が発表しました。

大人のための読み聞かせに聞き入りました。

絵本を前に参加者みんなで記念撮影しました。