「プロにきく『こだわり酵母食パン』おいしさのひみつ」を開催しました

商品テーマグループ主催「プロにきく『こだわり酵母食パン』おいしさのひみつ〜焼くと出合える驚きのおいしさ!〜」が、9月24日(水)前橋プラザ元気21料理実習室にて開催されました。参加者は11名。講師にはパルシステムの専門子会社潟pルブレッドより小池鉄男さん、大滝公華さんをお招きしてお話を伺いました。

まず、パルブレッドの歴史を振り返り、続いてパルブレッドのこだわりについて伺いました。幾つかあるこだわりの中で特にポイントとなるのは、「不必要な添加物を使用しない」ところです。パルブレッドのパン生地には、市販品のパンの多く含まれている「イーストフード」や「乳化剤」、「ビタミンC」などを加えず、厳選された天然酵母(ホシノ天然酵母)のみを使用しています。原材料の比重を高め、主役である「小麦粉」の風味を目一杯引き出した、「主食となり得るパンにしたい!」というパルブレッドのこだわりを実現するためには欠くことはできません。中でも酵母の培養から生地の発酵、焼き上げまでに2日かけてじっくり焼き上げられた『こだわり酵母食パン』は食べ応えと腹持ちのよさが特徴で、実際に講師のお話を伺いながら試食しました。トーストすることで味わえる外はカリッ、中はもっちり。しっかりとした食感で小麦の味がします。

続いて『産直小麦食パン』。北海道「ゆめちから」の小麦粉を使っており、食感は『こだわり酵母食パン』に比べ少し柔らかいのが特徴です。こちらも小麦の風味が感じられる味わい深いパンです。その他『こだわり酵母ライ麦入り食パン』『こだわり酵母ライ麦入り食パン(フルーツ入り)』も試食しました。次々と焼き上がって出される食パンはそれぞれに特徴があり、試食することでその違いを実感できました。 参加者からは「1.5斤の食パンを上手に切る方法」や「パンの保存方法」など活発に質問が挙がり、それぞれ講師より丁寧な回答がなされました。ちなみに、食パンは横に寝かせてからカットすると上手に切れるそうです。その際パンナイフの刃は波型が適しているとのお話しを頂きました。またパンをすぐに食べない場合には消費期限に関わらず予め食べる大きさにカットして冷凍保存がオススメだそうです。

後半は講師の方々を囲みながら昼食交流です。パルブレッド商品の『白パン(カスタード)』や『マフィン』『スコーン』にハムや野菜、スープを添えて頂きました。「安心安全な素材を使ってこだわりのある食パンをしかも求めやすい価格で提供されているのはすごいと思う」との参加者の声に、「私たちはただ当たり前のことをしているだけです」とおっしゃる講師の小池さんの姿が印象に残りました。

私たちの食卓に欠かせない主食の一つであるパン。普段何気なく購入していたパルブレッドのパンが、どれ程多くの手間と美味しさへのこだわりを持って作られていたのかに気付くとともに、作り手やパンに携わる方々の熱意を感じた講座となりました。

<参加者の声〜アンケートより〜>
・新たに注文してみたいパンができました。
・毎日食べているパンの由来や、どうして美味しいと感じるのかがわかり納得です。試食したパンがとっても美味しかったので次回注文したいと思います。
・熱心にパン作りに取り組んでいらっしゃる姿に、感心し安心しました。丁寧な説明をありがとうございました。

講師の大滝さんから「パルブレッドのこだわり」について学びます。

講師の小池さん。「パン屋の小池です」との挨拶が印象的でした。温かな口調から誠実さとパン作りへのプライドが感じられます。

試食した食パン4種。それぞれに特徴があり、味わいがあります。

講師の方を囲んで和やかに昼食交流。

試食の食パンに菓子パン、ハム、野菜、スープを添えて。