産直講座 鶏肉+たまご学習会「絶品!地鶏しゃも肉とたまごでお正月料理」を開催しました

12月12日(金)産直講座 鶏肉+たまご学習会「絶品!地鶏しゃも肉とたまごでお正月料理〜飾り切りもします!」が前橋市第四コミュニティセンターにて開催され、17名の組合員が参加しました。

講師には、有限会社北浦しゃも農場 の下河辺 昭二 さんと農事組合法人旭愛農生産組合の加藤 豊 さんにお越しいただきました。

「コア・フード地鶏しゃも」は日本在来種である軍鶏(しゃも)の血統を50%引き継ぐ地鶏のことを言います。
茨城県にて生産されています。一般のブロイラーが生後40〜50日程度で出荷されるのに対し、80日以上かけて成長をじっと待ちます。
飼料は生産者が独自に考えた指定配合で、非遺伝子組換え原料を使用しています。
手間も時間もコストもかかりますが、じっくりゆっくり育てられたしゃも肉の歯ごたえとおいしさは格別とおっしゃる通り、下河辺さんにフライパンで焼いていただいたしゃも肉は、噛んだ瞬間から鶏肉の筋肉を感じるような弾力に驚かされました。

「赤玉たまご」はサルモネラ菌の心配がなく、卵殻が固くて割れにくい”ゴトウさくら”や”ゴトウもみじ”を薬剤・化学物質には頼らず飼育しいます。
また、環境にも配慮し、飼料の米は地元旭市で採れたお米を使用し、鶏糞を堆肥化して資源として水田に還元しています。
これらのことから100%国産と言える!!と自信を持って説明してくださいました。

また、どちらの鶏たちもストレスのない環境と遺伝子組み換えをしていない良質な飼料の為、免疫力が上がり、ウイルスや感染症にも強いとのお話を聞き、人も動物も同じなのだと、改めて実感しました。
お正月料理の調理実習では、伊達巻や地鶏しゃも肉のお雑煮、飾り切りを作りました。

参加者のアンケートでは、
「卵がとてもおいしかったです。しゃも肉も今まで食べたものとは違い、とてもおいしかったです。」
「初めて伊達巻を作りましたが、とてもおいしくてびっくりしました。」
「初めて生産者の方にお会いしました。実際に話を聞くと、よりいっそうおいしく感じる事が出来ました。生産者の熱意を感じました。」
「旭愛農の加藤さんの「『自分が食べられるもの』を餌に与えるようにしている」というお話が印象に残りました。」等の感想をいただき、みなさんしゃも肉と卵について深く理解していただけたようでした。

有限会社北浦しゃも農場 の下河辺 昭二 さん

農事組合法人旭愛農生産組合の加藤 豊 さん

伊達巻の巻き方をメンバーが説明

しいたけと人参の飾り切りに挑戦

産地の方を囲みながら、昼食交流

伊達巻、ゆで卵、かんてん寄せ、お雑煮