「沖縄・恩納もずく試食学習会〜もずくを食べて美ら海を守ろう〜」を開催しました

1月28日(水)に伊勢崎市民プラザにて運動テーマグループ主催の「沖縄・恩納もずく試食学習会 〜もずくを食べて美ら海を守ろう〜」を開催しました。
14名の組合員にご参加いただき、講師には株式会社井ゲタ竹内、東京営業所・所長の中西穂高さんにお越しいただきました。

恩納村漁協は「里海づくり」によって、生態系を守り、美しい海を保つ活動をしています。「里海づくり」とは深い海にサンゴの養殖、浅い海にはもずくの養殖、干潟にはあおさの養殖をし、管理することです。
恩納村のもずくを購入すると売り上げの一部が恩納村へ寄付されるので、私達も食べることで美ら海を守る活動に参加できるということです。

もずくの養殖の取り組みは以下の6段階で行われています。
@種確保・保存・・・特性の良い、藻体を選ぶ。
A種培養・網セット・・・養殖網に種をつける。
B種付け・・・網を水槽に入れて、網に胞子がつくのを待つ。
C中間育成・・・種がついた網は浅い海域で芽が出るまで待つ。
D本張り・・・中間育成場から養殖所に移動させ、成長させる。
E収穫・・・網についたもずくを吸い上げ、船に水揚げする。

この後、井ゲタ竹内さんで加工され、私達組合員の食卓へやってきます。簡単に食べてしまう「もずく」が生産者の方の努力や、いろいろな工程を経て、できていることを学ぶことができました。

学習会の後は、「もずくジューシー(炊き込みご飯)」、「もずくの甘酢肉団子」の調理実習を行い、もずくが酢の物としてだけではなく、アレンジができる素材にもなることもわかりました。
出来上がった料理と、「恩納村の早採れもずく」、「恩納もずく」、「お弁当もずく」の試食も行い、食べ比べすることができました。中西さんのお話と試食で大変有意義な時間となりました。

参加者のアンケートより
「普段食べているもずくに、生産者の方のご苦労が詰まっていることがわかり、とてもためになりました。そのまま食べているもずくを料理に活用したいと思っていたので、勉強になりました。」
「海の生態の微妙さ、生き物の自然とのかかわりがとてもよくわかりました。気温の変化は人類よりも敏感。破壊されない環境作り、大変だと思います。がんばって下さい。」等の声をいただきました。

学習会の様子・・・サンゴ、もずくの養殖に ついて学びました

講師の活艫Qタ竹内の中西穂高所長

調理実習に奮闘中!!

肉団子にもずくの甘酢あんをからめます

試食の時間。交流しながらいただきました

「もずく」づくしのメニュー、おいしかったです