「産直講座・自家製キムチ作り」を開催しました

1月15日(木)、高崎市市民活動センター ソシアス第3学習室(調理室)にて商品テーマグループ主催の産直講座「産直白菜で自家製キムチを作ろう〜茨城産直センター・生産者直伝〜」が開催されました。

参加者は28名、講師は茨城産直センター 八千代町支部女性部の会長の青谷優子さんです。
今回2回目となるこの講座は昨年の評判がとてもよく、今回もたくさんのお申し込みをいただき、抽選で参加者が選ばれたという人気の講座となりました。

最初に講師の青谷さんより、「今日は先にレシピを配りません。白菜の漬かり具合や野菜の味などをみながら、体で作り方を覚えていきましょう!」とのお話がありました。

まずは大根・人参を大量に千切り、千切り・・・。ひたすら切ります。そして塩をまぶすのですが、ここでのポイントは水分をしぼらない事!ギュッとしぼると野菜の旨みが逃げてしまうからだそうです。
玉ねぎ・ニラと切っていき、次はニンニクと生姜をひたすらみじん切り・・・。次はリンゴをひらすらすり下ろし・・・。地道な作業が続きますが、参加者同士おしゃべりも弾みながら作業は進みました。全ての材料を切り終えたら、調味料と合わせて混ぜます。ここでは揉まない事がポイントです。思ったより長い間混ぜましたが、一番「キムチを作ってる!」という気分が盛り上がるのが、このヤンニョム作りです。
そしていよいよクライマックス。 事前に塩漬けしておいていただいた白菜に、作ったヤンニョムを塗り付けて、丸めます。最後に白菜の一番外側の葉を垂直に開き、横からも包む事により、しっかりまとまります。
作ったキムチを各自の持ち帰り用袋に収める頃には何やらよい香りが・・・。キムチ作りをしている間にお手伝いの八千代町支部女性部の方々に作って頂いた「キムチうどん」の出来上がりです。

後半はお楽しみの試食交流です。キムチに漬ける前の塩漬け白菜、漬けたばかりのキムチ、よく漬かったキムチを味比べしながら、講師の皆さんとキムチうどんを頂きました。今回使用した白菜は「新理想」という品種だそうです。
塩漬け白菜の状態で頂いてみて、その新鮮さと白菜本来の甘みを強く実感することができました。

講師の青谷さんの「野菜作りに休みはない、なかなか休めないのが大変。」という言葉が印象に残りました。大事に作られた白菜を大切に食べなくてはと感じました。
作ったキムチは持ち帰ってから3・4日後くらいからが食べ頃とのことです。帰る頃には雪が舞い始める寒い日でしたが、参加者の皆さんはキムチパワーでポカポカのまま、お帰りいただけた事と思います。

〜参加者アンケートより〜
・よくあるメニューにも作り方にちょっとしたコツがあるのを知ったのは大収穫でした。(具材の混ぜ方、水分の切り方、野菜の切り方など)うどんもとても美味しかったです。
・白菜を漬けたこともなかったのですが、今回参加して、楽しく美味しくキムチができてびっくりです。家に帰って作ってみたいと思いました。体がポカポカになるキムチうどん、早速レパートリーに入れようと思います。

野菜をひたすら千切り。地味な作業も参加者同士おしゃべりしながらなら楽しい時間です

全ての具材を切り終えたら調味料と混ぜ合わせます

塩漬け白菜にヤンニョムを塗り付けて丸めます。青谷さんの手元を参加者は真剣な面持ちで見つめます

ホカホカのキムチうどんに白菜漬けとキムチを添えて昼食です